都民ファ幹事長「国政進出する野望は捨てていない」…国民民主党とは「連携協力関係については、今後も深めていきたい」

みんかぶマガジンTVにて、都民ファーストの会幹事長である尾島紘平氏に、小池百合子都知事の素顔や、政治とSNSの関係性について語っていただいた。小池都知事の秘書を務めてきた経験から見た「等身大の小池百合子」の姿や、都政の課題、そして政治家としての葛藤まで、本音で語っていただいた。全3回の第3回は都民ファーストの会の国政進出の可能性や、SNSとの付き合い方についてーー。
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都民ファ幹事長「国政進出は必須」
――都民ファーストの会として国政進出の可能性はありますか?
その野望は捨てていませんね。というか、必須だと思います。党の持続可能性を担保するには、政党交付金の問題も大きいです。現在、都民ファーストの会以外の各会派は国政政党であることが多く、政党交付金をもらっていますが、私たちには1円も入っていません。自分たちで稼いで政党運営をしなければならず、財政的にはかなり厳しい状況です。
また、仕事をする上でも不便です。経済政策を進めようとしても、国というハードルがあり、自前の国会議員がいないと国に頼まなければいけない場面が多い。国政と都政、基礎自治体行政が全部リンクしているので、それぞれにきちんとした議員がいることが望ましいです。
もちろん、他党との連携協力の可能性も常に探っています。ぶつかって足を引っ張り合ってもしょうがないので、いかに自分たちの政策を通すために大きな勢力を作るかということを考えています。