3億円サラリーマン投資家が説く「ガチホ」と「売却タイミング」の正解…3年連続業績悪化はダメ

本稿で紹介している個別銘柄:ジャパンエレベーターサービス(6544)、窪田製薬ホールディングス(4596)、弁護士ドットコム(6027)
2024年1月にスタートした「新NISA」を機に、投資を始めた人もいるかもしれない。だが、あなたは今の投資スタイルが”億”を超えるまでに膨らむ未来は見えているだろうか。
今回クローズアップするのは、約20年間の投資を経て、2024年1月に資産3億円を達成した副業投資家・とりでみなみ(@torideminami)氏だ。彼の特筆すべき点は、投資に費やす時間が1日たった“3分”だということ。
1日たった3分で、資産3億円。
彼は一体どのようにして成果を出しているのか。
みんかぶマガジン短期連載「1日3分で3億稼ぐ極意。副業投資の教科書」。第2回は、とりでみなみ氏の投資戦略と、過去の投資における成功と失敗のエピソードについて話を伺った。
目次
10年以上保有できそうな銘柄は、一気にガチホする
ーー株を買うときは、10年以上保有できそうかどうかを目安に設定しているそうですが、その理由を教えてください。
私の投資基準は、現時点で判断できる情報に基づいて、当分の間安定しているかどうかを見ることです。
例えば、半導体業界のように波が激しいけれど、将来的に消え去ることはないだろう、という判断です。また、PERを目安にしている人も多いと思いますが、私はあまりこだわりません。
ーーなぜ、PERを重視していないのでしょうか?