新卒10年で2700万円築いた兼業投資家の投資戦略は「たった一つ、このインデックス銘柄を買うだけ」個別株を買わない投資術

本稿で紹介している個別銘柄:レオパレス21(8848)
2024年1月からスタートした新NISAの導入をきっかけに、投資を始める人が増えている。特にサラリーマンの中には、忙しさから投資に手が出せない、または何から始めれば良いのかわからないという人もいるだろう。
そこで今回取り上げるのは、株価指数などの指標に連動した運用を目指す「インデックスファンド」をメインに運用するじゅんの氏(@junno_fr)。企業に勤める傍ら、投資歴約10年で金融資産200万円を達成した兼業投資家だ。
みんかぶ短期連載「兼業投資家が実践する、タイパ重視の投資術」の第2回は、じゅんの氏の銘柄選定の方法について話を伺った。全3回の第2回。
目次
“個別株を買わないワケ”を説明しよう
ーーじゅんのさんの投資スタイルは長期保有が基本になるとは思いますが、その中でも売却の基準はあるのでしょうか?
「必要なときに必要な分だけ売る」というのが私のスタイルです。
優先順位としては、NISA口座の保有分を売るのはもったいないので、税金が掛かる特定口座の保有分から売却する流れですね。
そのため、積極的に利益を出すつもりもトレードをすることもありませんし、基本的にはホールドですね。
ーーNISAの5年間の非課税期間が終了する枠について、どのように対応する予定ですか?