羽生結弦と仲間、そして私たち…とってもあったかい能登『挑戦』演技会、「シンプル」が生んだ笑顔の輪

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羽生結弦とその歴史の、時代の子の目撃者になれます
能登に届いたメッセージは「春」そして「ケセラセラ」でした。
石川、健民スポレクプラザのアイスリンクで開催された『能登半島復興支援チャリティー演技会~挑戦 チャレンジ~』
9月15日開催でしたが9月30日までの見逃し配信もあります。これ重要、ぜひ一人でも多くの人に観て欲しいのでまず、最初に言っておきます。NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で観ることが可能です。観ると能登の人たちのための寄付になるだけでなく、羽生結弦とその歴史の、時代の子の目撃者にもなれます。
あともうひとつ、この記事はうんとくだけた書き方にしました。あえて、です。だってね。
主役は羽生結弦であって羽生結弦じゃないんです
なんだかね、演技会を観たあと、私はあったかくって「難しく考えたくない」と思ったんです。「考えちゃだめ」かな。それくらい、あったかかった。
いや、気温の話じゃないですよ、能登もまだ暑いです。これだけ暑さが続くと被災地は厳しいです。いまも屋根や壁がだめになった家がいっぱいあります。熱中症でお亡くなりになった被災地の方もいます。
だって、今回の主役は羽生結弦であって羽生結弦じゃないんです。これ、羽生結弦の想いでもあります。
「能登のために何かできること」
で、羽生結弦が自分という絶大なコンテンツを利用して被災地を助ける、これもまた「挑戦」なんでしょう。
羽生結弦自身も東日本大震災の被災者でもありますが、それから競技会を経てフィギュアスケートのプロアスリート宣言、プロスケーターになって稼いだお金で寄付や支援をしたいという、そうした中でやりたかったことがまさに「挑戦」だったのでしょう。
で、あったかいの話。
心とか空気とか、人と人がつながると自然とあったかくなるって経験は誰でもあると思いんです。もし「そんなのない」という人がいてもそれは気づいてないだけで、それぞれの人にとっての、あったかい「なにか」はあるんです。絶対にある。それが今回の演技会にあったんです。
羽生結弦の本気って、こんなにシンプルであったかいんだ
困った人たちを助けるからあったかいとか、そういう人たちと笑顔になれるからあったかいとか、いろいろあるんですが、羽生結弦の本気って、こんなにシンプルであったかいんだって私は思ったんです。