立花孝志「NHK党はまともな政党である」一体今度は何するつもりだ!参院選の戦略をぶっちゃける

兵庫県知事選の「百条委員会」から千葉県知事選まで。「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志氏は政界で独自の存在感を放っている。前回の対談では竹中平蔵氏と対談し、大きな反響を呼んだ立花氏。今回はメディアの変化や選挙戦略、財政問題まで幅広いテーマについて語ってもらった——。全3回の第2回。(取材日:2025年3月5日)
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名誉棄損があまりに気軽にできてしまうメディアの現状に疑問
——立花さんは資格を持った人だけが発信できる国営SNSを設立提唱しています。SNS上のデマ問題も解決できるでしょうか?
兵庫県知事選でSNS上のデマを非常に多く感じました。あまりにもひどい内容で、「よくそんなことが書けるな」と思いました。相手側も味方側も、証拠なく「あの人が圧力をかけてテレビに出れない」などと言うのはいけません。
昔は雑誌などに書く人は、名誉毀損の3要件くらいは知っていて、チェックする人もいました。「これを書いて訴えられたら勝てるか」と考えてから発信していました。しかし今はそういうプロセスなく発信する人が多く、危険だと感じます。
名誉毀損は人を殴るのと同じです。警察や裁判所で弁明する能力がなければやってはいけないのです。今はどんな人でも気軽に発信でき、名誉棄損ができてしまうため、私は国営プラットフォームが必要だと考えています。また、現在の名誉毀損の賠償金はあまりにも安すぎるので、国営プラットフォームに書き込んだ際の損害賠償額を5倍、10倍にするなどの対策も必要でしょう。