上昇が期待できるトランプ関税銘柄3選…先行き不透明な相場の中でも買われる理由

本稿で紹介している個別銘柄:Amazon(AMZN)、MP Materials(MP)、スズキ(7269)
4月3日のトランプ関税発表以降、株式市場は急落後に乱高下した。そのあとに戻しをみせているが、株式市場の風向きが変わる中で、トランプ関税銘柄とも言うべき銘柄はあるのだろうか。トランプ関税の影響がプラスになる、もしくはほとんどないであろう3銘柄を取り上げた。みんかぶプレミアム特集「注目テーマ株・銘柄リスト」第1回。
目次
トランプ関税の発表で相場環境が急変
4月3日にトランプ大統領より発表された相互関税は、世界に衝撃を与えました。中国に対し厳しい内容というのは事前に予想されていたものの、日本などの友好国にも高い関税を課す内容であり、株式市場は急落で反応しました。
相互関税の発表後、トランプ大統領の発言に金融市場は一喜一憂する状態が続いており、金融市場は不確実性に覆われています。トランプ関税発表前の2025年の株式市場は停滞状態でしたが、トランプ関税の発表を契機に、株式市場は急変しました。
金融市場は不確実性を嫌う
トランプ関税の発表はありましたが、90日の延期が決まる、トランプ大統領の発言に一貫性がないなど、金融市場はその不確実な状況に右往左往しています。実体経済への影響も今後予想されますが、どのような影響が生じるか分かりません。
株式市場を始めとする金融市場は不確実性を嫌いますが、まさに現在は金融市場が嫌う状況の中にあります。