トランプ関税ショックで買い場到来か…業績が安定するディフェンシブ銘柄4選

本稿で紹介している個別銘柄:NTT(9432)、JT(2914)、関西電力(9503)、日本ハム(2282)
トランプ関税ショックで世界的に株価が大きく下落した。ただし業績がトランプ関税に影響されない銘柄などは、今回の株価下落が投資チャンスとなりうる。業績の変動があまりないディフェンシブ銘柄は、特にトランプ関税ショックでの株価下落は投資チャンスになるだろう。みんかぶプレミアム特集「注目テーマ株・銘柄リスト」第2回。
目次
トランプ関税に揺れる中で注目されるディフェンシブ銘柄
2025年は日米ともに株式市場の値動きは停滞が続きました。しかし、4月3日に発表されたトランプ関税により状況は一変。各国の株式市場は乱高下するなど、混乱が生じました。35,000円を維持していた日経平均は一時30,000円台まで下落しました。
株式市場の混乱期に、比較的底堅い値動きを見せるのがディフェンシブ銘柄です。株式市場全体の上昇期は値動きがにぶい傾向にある反面、株式市場全体の下落期にディフェンシブ銘柄はその真価を発揮します。東証などによる株主に対する還元圧力も高まる中で、以前に比べるとディフェンシブ銘柄も配当などが高まり長期保有しやすくなっています。