「キミは解けるか?」算数オリンピック顧問がすすめる「苦労の末の成功体験」

夏休みも中盤戦。わが子の目標ややりたいことに目を輝かせていた高揚感は消え、毎日エアコンの効いた部屋でゲームやyoutube三昧の日々になっていないだろうか。
「外で遊べ」と言いたいところだが、あいにくの暑さである。旅行や外食はお金がかかって仕方がない。
「ちょっとした工夫で解ける問題を中心に選抜しました。1問に時間をかけて向き合うことができるのは、夏休みならでは。苦労の末に解けるという成功体験と知的興奮をぜひ味わってください」
そんなご家庭にオススメな頭を使うパズル問題を、算数オリンピック大会顧問で、「みんなの算数オンライン」主宰でもある竹内洋人氏にご用意いただいた。連載全3回の第2回。
第1回:中学年向け問題
第2回:高学年〜中学3年生向け問題
第3回:解答、解説
あなたは解けるだろうか?
目次
誕生日を当てる方法
問題4:複雑な虫食い算
下の▢の中に1けたの数字を入れて、筆算を完成させなさい。
ヒント:▢に入るのが、奇数か偶数か、何の倍数かを考えると少しずつ埋まっていきます。算数オリンピックで出題された、大会の日付をテーマにした問題です。
出典:2025算数オリンピックトライアル5 正答率77.9%
問題5:誕生日を当てる方法
誕生日の月日は、3桁あるいは4桁の整数で表現することができる。即ち、生まれた月をA月、生まれた日にちをB日として、100A+Bでその月日を表現するのである。
例えば、1月1日は101と、12月3日は1203と、11月16日は1116と表せるということである。このようにして誕生日の月日を整数で表すことを、誕生日の整数表示ということにする。
さて、あなたはどのような人に対しても、その人の誕生日の整数表示を考えてもらい、その数を正の整数Xで割ったあまりを教えてもらうことで、その人の誕生日の月日を正しく知ることができるという。
そのような整数Xの最小値を求めよ。