資金もスキルも必要ない「誰でもできるスモビジ錬金術」の全貌を“元ダメサラリーマン”の億り人起業家が激白 寝ていても勝手に儲かる究極のビジネスモデルとは

「スモールビジネスを始めたいけれど、画期的なアイデアも特別なスキルもない」。そう考えて最初の一歩を踏み出せずにいる人は多い。しかし、スモールビジネスの成功に才能は不要だと、連続起業家のウダガワ氏(@vp_udagawa)は断言する。
かつては成果の出ない「ダメサラリーマン」だったという同氏は、なぜ「会社を作って、育てて、売る」という手法で莫大な資産を築くことができたのか。その秘訣と、ごく普通の人がスモビジで成功するための具体的手法を、同氏に余すことなくたっぷりと語ってもらった。全4回の第4回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
凡人が天才に勝つための唯一のスモールビジネス戦略
前回の記事でご紹介した「マンダラチャート」で具体的な行動計画が立ったら、あとは実行あるのみ。
もちろん、計画通りに物事が進むことはほとんどありません。実際にやってみると、「この集客方法は思ったより効果がないな」「お客様は、僕が考えていたのとは違う部分に価値を感じているようだ」といった発見が必ずあります。
それが、ビジネスの面白さです。
その発見や失敗をもとに、もう一度マンダラチャートに戻って計画を修正する。そして、修正した計画に基づいて、また行動する。この「計画→実行→検証→改善(PDCA)」のサイクルを高速で回していくこと。
これを繰り返していくうちに、あなたの行動はどんどん正しい方向へと軌道修正され、気づいたときには最初の目標であった「月3万円」という成果は、自然とあなたの手の中に転がり込んでいるはずです。
いきなりたくさん稼ごうと焦る必要はありません。まずは、事業を「言語化」することから始めてください。そうすれば、売上という結果は自ずとついてきます。マンダラチャートは、そのための最強の相棒になってくれるはずです。
あなたの副業が「将来の資産」に 売れる事業の作り方
スモールビジネスを始める多くの人が、その事業を生涯続けていくことを前提に考えているかもしれません。しかし、僕が提案したいのは、スモールビジネスのゴールのひとつとして「売却」という選択肢を最初から視野に入れておくことです。
では、一体どんな会社なら「売れる」のでしょうか?
売れる会社と売れない会社の違いは、売れる野菜と売れない野菜の違いに似ています。結局のところ、「買い手」が「欲しい」と思う要素を持っているかどうか、ただそれだけです。
僕がこれまでの経験で見てきた中で、「買い手が高くても買いたい」と思う会社には、共通する要素があります。最初からこれらの要素を意識して事業モデルを設計することが、将来の大きな資産に繋がります。
1つ目は、黒字であること。これは当たり前ですが、大前提です。きちんと売上が立ち、赤字ではなく、利益が出ていることが必須条件です。