労働時間ゼロで年収1,200万円になれる“ボロ戸建て投資”のノウハウをカリスマ投資家が激白 たった数年でFIRE達成できる「楽勝オブ楽勝」な手法とは

20代にして無借金FIREを実現し、現在は実労働ゼロで月100万円を稼ぎ続ける不動産投資家ふかぽん氏。その富の源泉は、多くの人が見向きもしない100万円以下の「ボロ戸建て」である。
同氏の手法は「ボロ戸建てを安く現金で買い、安くDIYで直し、安く貸す」という極めてシンプルなものだが、このようなボロ戸建て投資は「楽勝なボーナスステージ」に突入しているという。ごく普通の個人が、2〜3年でFIREを達成できる“ボロ戸建て投資”のカラクリと全手法を、同氏に詳しく語っていただいた。全3回の第2回。みんかぶプレミアム特集「激アツ副業・スモビジリスト」第6回。
目次
僕がボロ戸建てを買った瞬間に「30万円儲けた」錬金術のカラクリ
ボロ戸建て投資の利益の源泉は、家賃収入だけではありません。むしろ、仕入れの段階から利益創出は始まっています。
この前、20万円で買った家があったんですが、貸し出す前に家の中に残された「残置物」を全部売り払ったら、なんと50万円になったんです。まだ誰にも貸していないのに、買った瞬間に30万円の利益が確定しました。
これはたまたま元の家主が設備屋さんで、価値のある水道管(銅や真鍮製)がたくさん残っていたというレアケースですが、こういう思わぬボーナスが転がり込んでくるのも、このビジネスの面白いところです。みんなが「ただのゴミ」としか思わないものの中に、お宝が眠っていることはよくあります。
もちろん、メインの収益は家賃です。たとえば50万円で買った家を、月5万円の家賃で貸せたとしましょう。10カ月で元が取れます。11カ月目からは、まるまる利益です。
なぜボロ戸建て投資は「ほぼ丸儲け」状態になるのか
そして、このビジネスの最大の特徴は、経費がほとんどかからないこと。
物件を買うのにそもそもお金がかかっていないし、DIYで直すからリフォーム代も大してかかりません。だから、入ってきた家賃がほぼそのまま利益になるんです。僕がいつも税金で頭を悩ませているのは、この「経費のなさ」が原因です。利益が出過ぎて、圧縮しようがないんですよ(笑)。
一般的な不動産投資では、融資の返済、管理会社への手数料、固定資産税、修繕積立金……と、様々な経費がかかり、「手残り」は意外と少ないものです。1億円の物件を持っていても、手残りが100万円なんて話もザラにあります。それに比べて、ボロ戸建て投資は本当に「丸儲け」に近い。だから、少ない物件数でも十分に生活していけるだけのキャッシュフローを生み出すことができるんです。