スモビジで稼いでいる人たちがひた隠しにする“儲けの源泉”を人気起業家が暴露…なぜほとんどの副業は「お小遣い稼ぎ」で終わってしまうのか

特別なスキルもまとまった資金も持たないごく普通の会社員や主婦が、スモールビジネスで稼ぎまくることはできるのか。ゼロから立ち上げた事業をたった数年のうちに約1億円で売却した連続起業家の酒井まん氏は、「40代・50代からでもスモビジで一発逆転することは十分可能だ」と断言する。
儲かるビジネスアイデアの見つけ方から、副業で月100万円を稼ぐための「不労所得」構築法まで、普通の人が副業スモビジで儲けるための極意を同氏にたっぷりと語っていただいた。全4回の第2回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
稼げる人と稼げない人を分ける、たった1つの共通点
僕のやっているYouTubeチャンネルでは、本当にたくさんの経営者や事業家を取材させていただいています。その中で見えてきた、「新規事業で成功する人の共通点」についてお話ししましょう。
色々な要素がありますが、ひとつ、強烈な共通点を挙げるとするならば、それは、
「ちょっと、気が狂っている」
ということです。もちろん、これは比喩表現ですが、本質を突いていると思っています。もっと具体的に言語化するなら、「行くと決めたら行くし、突っ込むと決めたら突っ込む」という覚悟、腹の据わり方です。普通の人なら躊躇してしまう場面で、彼らはブレーキを踏みません。むしろアクセルを全開で踏み込みます。
僕なんかは小心者なので、そういう人たちを見ていると「自分はまだまだ遠くに行けないな」なんて思ったりします。
ほとんどの副業が「お小遣い稼ぎ」で終わってしまう理由
この「覚悟」は、特にスモールビジネスや副業から始める人にとって、非常に重要な分岐点になります。
たとえば、副業で月5万円、10万円を稼げるようになったとします。これは素晴らしいことです。ところが、多くの人がここで満足してしまう。「本業もあるし、これ以上は無理かな……」と。
でもそのスモールビジネスが、実はもっと大きな可能性を秘めていたとしたら? その賞味期限が切れる前に、もっとリソースを投下すれば、月50万、100万とスケールするチャンスがあったとしたら?
「もう、この事業で勝負するんだ」と決めたら、一時的に本業の時間を削ったり、他の何かを犠牲にしたりしてでも、一点にリスクを集中させて突っ込まないといけない瞬間が、必ずあります。
その「覚悟」を決められるかどうかが、文字通り「スモールビジネス」で終わるのか、人生を変えるほどの「大きな事業」に育つのかの分かれ道になる。僕はそう見ています。
「月100万円」まで事業を伸ばす最後の“ひと押し”とは
僕自身、これまで小さな事業を作っては売却し、という生き方をしてきました。それはそれでひとつのスタイルですが、32歳になった今、ふと周りを見渡すと、同世代で会社を数十億円で売却したり、上場させたりしている友人がいます。彼らと僕の違いは何かと考えると、やはりこの「覚悟」の大きさだったのかもしれない、と感じることがあります。
月5万円を稼げるようになったら、次は月50万円、100万円を目指せるはずなんです。ビジネスには連続性がありますから。0を1にするのが一番大変で、1を10に、10を100にするのは、その延長線上にあります。
せっかく見つけた儲かる事業の“種”を、小さなまま枯らせてしまうのは、あまりにもったいない。チャンスだと思ったら、ガッと行く。その狂気にも似た覚悟が、あなたを次のステージへ押し上げてくれるはずです。
“リアルタイムで儲かる情報”にアクセスする究極の方法
「そもそも、何をすれば儲かるのか分かりません」
これは、かなり多く受ける質問のひとつです。多くの人が、ネットで「儲かる 副業」と検索したり、本を読んだりして答えを探そうとしますが、残念ながら、そこに本当に美味しい情報は転がっていません。
僕のYouTubeもそうですが、メディアで公開されている情報は、あくまで抽象化された方法論か、少し前のトレンドであることがほとんどです。本当に今、リアルタイムで儲かっている人が、その方法を不特定多数に公開するメリットはありませんから。
では、どうすれば儲かるビジネスアイデアを見つけられるのか。僕の答えは2つあります。