浅はかな“築浅信仰”が「あなたの資産を溶かす」識者が警鐘…都心マンション「高値掴み」を避けるための一番簡単な方法とは

都心マンション価格の高騰が続き、「もはやバブルではないか」「いつか暴落するのでは」といった不安が市場に渦巻いている。そんな中、「都心マンション価格が暴落する可能性は限りなくゼロに近い」と断言するのが、Xで不動産情報を発信するマンションパパ氏(@mansionpaapa)だ。
幼少期から湾岸エリアで育ち、自らもマンションの売買を繰り返してきた経験を持ち、その知見によりこれまでマンション売買に関する数々の相談に応じてきた同氏に、独自の経験と緻密な分析から導き出した「都心マンション購入の必勝戦略」を徹底的に解説していただいた。全4回の第3回。みんかぶプレミアム特集「マンション 穴場エリアリスト」第18回。
目次
マンション選びで絶対に外してはいけない“たった1つ”の原則
都心マンションを購入するということは、単に「住む家」を手に入れるということだけを意味するのではありません。それは、あなたの人生における最も重要な「資産形成」の一環です。ここでは、マンション購入を通じて着実に資産を築いていくための、具体的な戦略について解説します。
資産形成を成功させるための大原則は、至ってシンプルです。それは、「資産性が高い物件を、できるだけ早期に購入する」こと。これに尽きます。では、その「資産性が高い物件」とは一体どのような物件で、それを手に入れるためには、どのような準備と行動が必要なのでしょうか。
時代が変わっても資産価値を失わない物件の共通点
まず、資産性の根幹をなす最も重要な要素は、言うまでもなく「立地」です。良い立地の物件は、時代が変わってもその価値を失いません。では、どこが良い立地なのか。最も分かりやすい指標は、すでに触れた、国土交通省が指定する「都市再生緊急整備地域」とその周辺です。国がお墨付きを与えているエリアですから、その将来性は非常に高いと言えます。
予算的に難しい場合は、範囲を広げて「都心6区(千代田区、港区、中央区、渋谷区、新宿区、文京区)」の中で探す、あるいは、都心6区以外のエリアであれば「最寄り駅から徒歩5分以内」という基準を死守することが重要です。
資産価値を守り抜く「最もシンプルな戦略」とは
そして、建物の種別で言えば、一般的な板状のマンションよりも、タワーマンションのほうが資産性を担保しやすいという明確な定量的な傾向があります。
その理由は、タワーマンションが持つ「希少性」と「ランドマーク性」にあります。広大な土地を必要とするタワーマンションは、都心ではそう簡単に建てることができません。それゆえに希少価値が高まります。また、その圧倒的な存在感から街のランドマークとなり、多くの人々の憧れの対象となることで、指名買いが入るなど、価値が維持されやすいのです。
浅はかな「築浅信仰」があなたの資産を溶かすワケ
ここで、「予算に限りがある場合、都心から離れた築浅物件と、都心の築古タワーマンションではどちらが良いか」というよくある疑問に、私なりの答えを提示したいと思います。