学歴の壁を突破して就活の「選考通過率」を劇的に高める方法とは 26卒“逆転”内定者が明かす優良企業内定への「大逆転」ロードマップ
いよいよ12月も中旬を迎え、就活「本選考」の足音が近づいてきた。夏インターンで思うような結果が出せず、「学歴の壁」や「準備不足」に絶望している27卒就活生も少なくないだろう。しかし、自身も“非高学歴”かつ夏インターン「ほぼ全滅」という苦境から秋冬で巻き返したあちゃん@26卒氏（@712k1ra）は、「就活は12月からが本当の勝負。正しい戦略があれば必ず挽回できる」と断言する。
本稿では、どん底から這い上がり納得内定を掴んだ同氏が、実体験に基づく「大逆転の内定ロードマップ」を公開。徹底的な敗因分析の方法から、12月中に終わらせるべきWebテスト対策の極意、面接官の心を掴む「演じる」技術まで、学歴のハンデを覆し優良企業への切符を掴むための全戦略を詳しく語っていただいた。全５回の第１回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「27卒就活、これだけやればうまくいく――逆転内定の勝ち取り方」の一部です。
目次
26卒“逆転”内定者が明かす、優良企業内定への「大逆転」ロードマップ
就活生の皆さん、こんにちは。あちゃん@26卒です。
今回は、私の就活体験をもとに、学歴に自信がない中でも優良企業から内定を勝ち取るための方法や、夏インターンで失敗しても挽回する方法、そして本選考が本格的に始まる直前の今やるべきことなどについて、具体的にお話しさせていただけたらと思います。この記事を読んでくださっているのは、おそらく就活で悩まれている27卒の方々かと思いますので、就活で大逆転して成功できるためにお役に立てられるよう私の経験と知識を総動員してお話ししていきたいと思います。
私が納得内定を勝ち取った「秋冬からの大逆転メソッド」を大公開
正直に言うと、私はいわゆる「高学歴」ではありません。夏インターンの時期は、周りのキラキラした高学歴層に圧倒され、自分の無力さに落ち込み、悔しい思いもたくさんしました。その悔しさをバネに秋冬で戦略を練り直し、最終的には自分が心から納得できる企業から内定をいただくことができました。だからこそ、今「学歴に自信がない」「夏インターンでうまくいかなかった」と悩んでいるあなたに伝えたいことがあります。
この連載記事では、私が実践した一見地味だけれど確実に効果が出る「挽回のための戦略」を、お伝えできればと考えています。少し長くなりますが、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
高学歴エリートたちとの圧倒的格差に絶望した夏インターンの残酷な現実
私が就職活動を始めた当初、正直なところ「学歴」という壁をそこまで意識していたわけではありませんでした。しかし、サマーインターンに参加し始めた途端、その現実は冷たく私の目の前に立ちはだかりました。特に印象に残っているのは、ある企業の複数日程のインターンに参加した時のことです。私はなんとか選考を通過して参加できたのですが、そこで出会う学生たちが本当に優秀すぎたのです。
グループワークで同じチームになったメンバーや、懇親会で隣に座った学生たち。彼らの自己紹介を聞くと、「東大」「早稲田」「慶應」といった名前が次々と飛び出してきます。一方で、私の大学名を聞いた時の反応は薄く、自分と同じようなランクの大学の学生には一人も出会えませんでした。その瞬間、「あ、私はここにいてはいけないのかもしれない」「やっぱり学歴が高い人たちは非常に優秀で、企業もそういう人たちを求めているんだ」という強烈な劣等感に襲われました。
高学歴メンバーの中で私が味わった強烈な挫折体験
さらに追い打ちをかけたのが、グループディスカッション（GD）での経験です。優秀な学生たちは、議論の進め方、論理の組み立て方、発言の鋭さが私とはまるで違いました。私は彼らのスピードについていくのがやっとで、気の利いた発言なんて一つもできません。結果として、夏インターンの選考ではグループディスカッションで落とされることが続き、「自分は実力不足だ」と痛感させられて自信を完全に喪失してしまったのです。
