いつだってキム・ソクジンは全力だった・・・その真っ直ぐな心と感謝がARMYを掴む、世界を掴む。BTS・JINの疾走とその軌跡(後)

目次
ARMYのために
〈幸せに生きようよ〉
ジンはBTSでの11年を振り返ったインタビューでこう言っている。そのために何でも溜め込まず、すぐ打ち明けることを、〈自分が一番自分でいられるとき〉こそ幸せだと。これもまたBTSのメンバーすべての、ARMYの羅針盤のような言葉に思う。
またジンはここでも「仕事」についてこう述べている。
〈働いているときが好きです。仕事は絶対しなきゃいけないから、仕事が幸せな人は幸せな人でしょう、この好きがずっと続いてくれますようにと祈ります〉※1
人によってはなかなか厳しい言葉に思うが、ジンはだからこそ最高のパフォーマンスという「仕事」で疾走できる。誰にも真似できることではないが、心にとどめておきたい言葉であり、姿勢だ。
それでも、ジンはこうも言っている。
〈気ままに生きる〉※2
そして〈真剣なのは嫌い、そんな雰囲気は軽くしようと努力します〉とも。
しかし〈仕事〉はそうではないとも。あくまでプライベートの話であり〈仕事の境界線〉が見えたらそこは真剣に取り組むと。なるほど自分を律しているからこそ、自分がきちんとあるからこその境界線だ。
そんなジンも先に書いた通り、決して最初からこれほどの人気を得るメンバーではなかったことを彼自身も認めている。むしろ寡黙で目立たないほうだった。ブログを一生懸命更新して、少しでもBTSの役に立てば、ARMYのために尽くせればと何でもやった。
〈防弾少年団のブログは実質、僕がやってます。時間がなくてできないけど、みんなと距離を縮めるための掲示板です。料理が大好きで、ちゃっちゃと作って撮った放送を上げています〉※3