「Gemini×パワポ」の爆速ワークフローを構築してスライド作成を一瞬で終わらせる方法 “Canvasモード”を使えば作業効率が爆上がり

終わりの見えない残業、作成に手間取る資料やメール。「もっと効率よく働きたい」と願いながらも、目の前の業務に追われ続けているビジネスパーソンは多いはずだ。しかし、「エクセル兄さん」ことたてばやし淳氏(@excel_niisan)によれば、AIを活用することで、サラリーマンも本来の業務により集中できる環境を整備することができるという。
生成AIこそが人間らしい生活を取り戻す「最強のパートナー」であると説く同氏に、Excel関数の丸暗記が不要になるAI活用術から、Geminiを用いた爆速スライド作成、違和感のないメール文面の生成法まで、現場で即戦力となるノウハウを徹底解説していただいた。全5回の第3回。みんかぶプレミアム特集「AIで稼ぐ『シン・仕事術』」第3回。
目次
「Gemini×パワポ」の爆速ワークフローを構築する方法
Geminiにスライド作成の指示を出して数分待つと、AIがスライドの内容を生成してくれます 。そして、そこには「Googleスライドにエクスポート」というボタンが表示されます。これをクリックすれば、AIが作った内容がそのまま編集可能なGoogleスライドとして出力されるのです。あとは人間が仕上げをするだけ。ゼロからスライドを作り始める労力に比べれば、雲泥の差です。
「うちはPowerPointを使っているから、Googleスライドじゃ困る」という方もご安心ください。Googleスライドには、作成したファイルを「Microsoft PowerPoint形式(.pptx)」でダウンロードする機能が標準で備わっています。Geminiでたたき台を作り、Googleスライドに出力し、それをパワポ形式でダウンロードして、使い慣れたPowerPointで最終調整を行う。このワークフローを確立すれば、どんな環境の方でもAIによる爆速資料作成の恩恵を受けることができます。
上司に見せられない「残念な資料」を回避するプロンプトの鉄則
AIにスライドを作らせる際、一つだけ注意点があります。それは、AIの「デザインセンス」を過信しないことです。何も指示せずに「スライドを作って」と頼むと、AIは時としてビジネスにふさわしくないデザインを出してくることがあります。真っ黒な背景に派手な色の文字が並んだり、読みにくいフォントが使われたりして、「これでは上司に見せられない」というものが出来上がってしまうことがあります。これでは、手直しの手間が増えて本末転倒です。
そこで、プロンプトには必ず「見た目」に関する具体的な指示を含めるようにしましょう。私がよく使うのは、「背景は完全に真っ白にしてください」という指示です。白背景はシンプルで修正がしやすく、どんなビジネスシーンでも無難に使えます。他にも「フォントサイズは大きめでお願いします」「配色は青を基調とした落ち着いたものにしてください」といった要望を言葉にして伝えます。このように、AIに対してデザインのルールを言語化して指示することで、手直しの少ない、実用的なスライドを一発で生成させることができます。