「何でもChatGPT」はもう古い? 日本語能力で選ぶ最強AIの正体…気が重い“お断りメール”もAIに任せて精神的ストレスをゼロに

終わりの見えない残業、作成に手間取る資料やメール。「もっと効率よく働きたい」と願いながらも、目の前の業務に追われ続けているビジネスパーソンは多いはずだ。しかし、「エクセル兄さん」ことたてばやし淳氏(@excel_niisan)によれば、AIを活用することで、サラリーマンも本来の業務により集中できる環境を整備することができるという。
生成AIこそが人間らしい生活を取り戻す「最強のパートナー」であると説く同氏に、Excel関数の丸暗記が不要になるAI活用術から、Geminiを用いた爆速スライド作成、違和感のないメール文面の生成法まで、現場で即戦力となるノウハウを徹底解説していただいた。全5回の第4回。みんかぶプレミアム特集「AIで稼ぐ『シン・仕事術』」第4回。
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メール返信から謝罪文まで、違和感ゼロの文章を生む最強ツール
メールの返信、日報、報告書、謝罪文など、ビジネスパーソンにとって「書く」という作業は避けて通れません。しかし、適切な言葉選びに悩み、パソコンの前でフリーズしてしまう時間は非常にもったいないものです。文章作成においても、AIは強力な助っ人になります。ここで重要なのは、AIツールの「使い分け」です。
私が様々なAIツールを比較検証した結果、現時点で日本語の文章作成において最も優れていると感じるのは、やはりGoogleの「Gemini」です。Geminiの生成する日本語は、非常に自然で滑らかです。小説のような情緒的な文章から、堅いビジネス文書まで、違和感のない日本語を出力してくれます。次におすすめなのが、Anthropic社の「Claude(クロード)」です。Claudeも非常に高い日本語能力を持っており、特に長文の文脈理解や、人間らしいニュアンスの表現に長けています。
「何でもChatGPT」はもう古い? 日本語能力で選ぶ最強AIの正体
一方で、最も有名なChatGPTは、機能的には多才ですが、文章を書かせると少し「機械っぽさ」や「英語を日本語に直訳したような硬い文体」が出ることがあります。ですので、私は用途に合わせてツールを使い分けています。自然な日本語でメールを書きたい時や、ブログ記事の下書きを作りたい時はGeminiやClaudeを使い、アイデア出しやデータ分析にはChatGPTを使う、といった具合です。それぞれのAIの得意分野を理解し、適材適所で配置することも、AI活用スキルの重要な要素です。
気が重い「お断りメール」もAIに任せて精神的ストレスをゼロに
具体的な活用シーンとして、最も手軽で効果が高いのが「メールの返信文作成」です。特に、お客様からのお問い合わせへの回答や、お断りのメールなど、気を使う場面で威力を発揮します。届いたメールの文面をコピーして(個人情報は伏せた上で)AIに貼り付け、「このメールに対して、丁寧にお断りする返信文を書いてください。ビジネスライクな敬語で、かつ相手に不快感を与えないよう謙虚な姿勢でお願いします」と指示します。AIは感情を持たないので、どんなに難しい状況でも、冷静かつ礼儀正しい文章を瞬時に提案してくれます。私たちはそれを確認し、微調整して送るだけ。精神的な負担も、時間的コストも大幅に削減できます。