「資産1億円」は特別な人?ファイナンシャルアドバイザーが教える「普通の会社員」が“億り人”を目指す方法

資産1億円と聞くと、どんなイメージを持つだろうか。事業で成功した経営者や、株式投資で当てた投資家、代々の資産家、そんな「特別な人」を思い浮かべるかもしれない。
だが、独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として3000億円超の資産を預かるファイナンシャルスタンダード株式会社の福田猛社長は次のように語る。
「資産総額1億円は誰でも到達できます。むしろ、株高の継続によって普通の会社員の方からも『気づいたら手に余る額まで資産が増えていた』という相談も増えています」
一体どんな人が、大きな資産を手にしているのか。私たち「普通の会社員」でも資産1億円を達成する方法とはー。連載全3回の第1回。
目次
「金持ち会社員」が増えている
弊社には「気づいたら資産が大きな金額になっていた」「資産が増えてしまい、運用に不安を感じている」という相談が多く寄せられます。
こうした相談が増えている背景にある要因は主に3つあります。
共働き世帯の増加、相続、そして株高による資産増加です。
まず共働き世帯増加です。夫婦ともに正社員として定年まで働いた場合、退職金の合計額は数千万円になることが珍しくありません。
大企業や公務員の退職金は一人あたり2000万円程度。夫婦で合わせれば4000万円です。また、ダブルインカムで世帯収入が1500万円や2000万円を超える夫婦も珍しくはありません。
さらに持ち家がある場合、その評価額も資産に含まれます。不動産価格が上昇傾向のため、都心のマンションなら1億円超えという価値があることもありますし、地方でも築年数が経っていても2000万円〜3000万円程度の価値が残っているケースが多い。
退職金4000万円+持ち家3000万円で、すでに資産は7000万円に上ります。これに普段からの貯金や資産運用会社、保険の解約金などを足せば、「特別なこと」を何一つしていなくても数千万円〜1億円近い金額に達します。
突如降りかかる「予想外の相続」
次に相続です。ここ数年、相談の中で目立つのが「親が全然お金を持っていないと思っていたら、実は・・・」というケースです。