東大理三を独学で合格した天才2人が本当に尊敬する「真の天才」は誰だ…東大医学部流!爆速インプットが可能になる速読術

日本の受験界の頂点、東京大学理科三類(通称:東大理三)。東大理三合格者はどのようにして受験を突破したのか。今回は、『東大理三の受験論』の出版記念イベントとして、共著者のさぐさぐ氏とSaki氏をお招きし、その驚異的な頭脳の裏側やAI時代におけるキャリア形成について語ってもらった。
東大理三合格者が実践する速読術から東大を目指すための「王道ルート」まで、受験生から保護者まで必見の内容となっている。短期連載全3回の第1回。
お二方の書籍が大好評発売中です!
目次
東大入試は余裕で合格。成績トップクラスの実績
――まずは、お二人の自己紹介をお願いします。経歴だけでなく、当時の東大入試の成績についても教えていただけますか。
さぐさぐ: さぐさぐと申します。経歴としては、開成中高から東大理三に入り、在学中にプリンストン大学への交換留学やコロンビア大学への研究留学を経験しました。現在は東大を卒業して医師として働いています。
東大入試の成績ですが、数学は120点満点中112点でした。英語も東大の上位10%が入れるTLP(トライリンガル・プログラム)という選抜クラスに入る成績で、総合得点は350点台でした。
―― まさに天才ですね。Sakiさんはいかがでしょう。
Saki:Sakiと申します。私は少し変わった経歴で、現役で東大理一に入り、AIや機械学習の研究をしていました。その後、修士課程の時に人生を変えたいと思い立ち、再受験して東大理三に合格しました。現在は医学部に通いながらエンジニアとしても働いています。
成績に関しては2回受験していますが、1回目の理一合格時は数学が120点満点中116点と、ほぼ満点でした。2回目の理三合格時は、理三の合格最低点を30点ほど上回って合格しました。
――理三の最低点を30点上回るSakiさんと、さらにその上を行くさぐさぐさん。異次元の戦いですね。
王道・独学ルートで合格した2人が語る『東大理三の受験論』の狙い
―― 東大理三に合格したお二人の受けてきた教育サービスや勉強方法を余すところなく記載した『東大理三の受験論』ですが、どのような点が見どころでしょうか。
さぐさぐ:私は塾と開成で学んだことを活かし、Sakiさんは完全独学で東大に入りました。異なるアプローチですが、東大で高得点を取るための「最短に近い勉強法」をお伝えできていると思います。お子さんの教育に悩む親御さんや、自学自習をしている学生に手に取ってほしいですね。
Saki:私からは、本書が単なる受験テクニックにとどまらず、「キャリア形成」の話にまで踏み込んでいる点を挙げたいと思います 。激動のAI時代において、どのような能力が必要か、そこから逆算してどのような教育が必要かという示唆が得られる本になっています。
授業で一緒だった人が人気YouTuber…東大で出会った天才たち
――お二人が、東大や東大理三という天才集団の中で「この人はすごい」と尊敬できたのはどのような方ですか?
さぐさぐ: やはり首席で合格し、その後も研究で活躍されているような方はすごいですね。例えばある先輩は、受験で一番だっただけでなく、東大医学部を出てから博士課程に進み、立派な研究成果を出されています。
また、特殊な活躍という意味ではYouTuberの「ベテランち」さんが印象に残っています。彼は私が留学から戻った年に留年していて学年が被り、授業で一緒でした。当時から面白い話をする人で、バズる前から自然体に近いキャラクターでしたね。
――原石時代のベテランちさんを知っているとは貴重ですね。Sakiさんはどうですか?
Saki:私は今ここにいる、さぐさぐさんを尊敬しています。彼は医学だけでなく多様な分野に精通しているので 。私が専門のAIや数学の話、例えば「ベイズ統計」や「ダイクストラ法」といった用語を出しても話が通じる。
聞いてみると、プリンストン大学留学時代にコンピュータサイエンスの授業を受けていたそうで、まさに博覧強記だと感嘆しました。
さぐさぐ:プリンストンでは「アルゴリズムとデータ構造」の授業を受けていました。運良く、「フィボナッチヒープ」の考案者でありチューリング賞受賞者でもあるロバート・タージャン教授のチュータークラスに入ることができ、直接お話しできたのは良い経験でした。