みんかぶプレミアム:特集『米国株の底値』バイデン大敗、上昇気流に備えよ

いまこそチャンス到来! 混沌を抜け、見えてきたアメリカの次世代像…世界が注目するアメリカ政治、社会、文化、そして株式市場を徹底検証!
資本主義の総本山にして、世界一の超大国、アメリカ…。世界中から「ヒト・モノ・カネ」を集め、GAFAをはじめとした数多くのイノベーション企業を生み、文字通り、世界経済をリードしてきた。だが、2年後の大統領選を見据えた中間選挙を目前にしたいま、内外に大きな課題も噴出している。アメリカ国民の生活を直撃しつつあるインフレ、保守・リベラルの分断が進む政治情勢、中ロという “敵対国” の台頭…。
果たして、アメリカはこの激動の時代に、これまで同様に世界のリーダーとして進んでいくことができるのだろうか。
みんかぶマガジンでは全10回にわたって、アメリカの現在と今後のゆくえを、各分野のオピニオン・リーダーとともに伝える。この国の今後の動きを正しく知ることは、世界経済の動きを正しく知ることでもあり、今後の投資戦略の一助ともなるはずだ。
#1 1ドル150円の大狂乱「FRBが狙う次なる一手」…なぜバブル崩壊はありえないのか

【第1回 「FRB金融政策」】10/20(木)公開 … 経営コンサルタント 小宮一慶
景気刺激からインフレ抑制へと舵を切ったFRB(米連邦準備制度理事会)・パウエル議長。今のところ、懸念された株価の暴落は起きていないが、今後は、景気を冷やさず、インフレを鎮静化させるための難しいかじ取りが求められる。FRBはこの難局をいかなる手段で切り抜けていくのか?
▼雇用需給のひっ迫こそが最大のインフレ要因
▼悪くない実体経済、来年は金利引き下げも
▼株式市場は過剰反応、バブル崩壊はありえない
#2 米国政治の機能不全へ…無能バイデン「無責任バラマキ政策」でインフレと世界的金融危機を後押し

【第2回 「民主党と共和党」】10/21(金)公開 … 国際政治アナリスト 渡瀬裕哉
現職大統領に不利と言われる米中間選挙。だが、今年は少々様子が違う。時期を選んだかのようなトランプ前大統領へのFBI捜査、深まる中ロとの対立、未曽有のインフレと経済不安…。果たしていかなる結果になるのか? そして大統領選までの2年間、アメリカはどう動いていくのか。
▼中間選挙前にバラマキ政策をとる民主党
▼孤立無援のFRBが最悪シナリオをとる可能性
▼左右両派のイデオロギー衝突で空白の2年間が
#3 見捨てられたリベラル…なぜ中南米移民は共和党を支持するのか「テキサス州が米国の将来を決める」

【第3回 「分断社会・アメリカ」】 10/22(土)公開 … 国際政治アナリスト 渡瀬裕哉
今でも健在の熱狂的トランプ支持者たち。急進化するリベラル陣営。人口構成比率が6割を切り、マジョリティから転落寸前の白人たち。急増する不法入国者に不満を募らせるヒスパニックたち。BLM運動に向けられる賛否…。分断しつつあると言われるアメリカ社会の “リアル” な姿とは?
▼「民主党は有色人種が支持し、共和党は白人が支持する」は誤解
▼肌の色以上に価値観の違いがアメリカ国民を大きく隔て始めた
▼気づき始めたヒスパニック。テキサス州・中間選挙の結果に注目
#4 澤上篤人「米国株はすぐに復活する!」…なぜGAFAMを買ってはいけないのか、なぜ農業は買いなのか

【第4回 「米国株相場展望」】 10/23(日)公開 … 長期投資家 澤上篤人
今年初めに3万6799ドルの史上最高値をつけて以降、大きな調整局面を迎えているNY株式市場。GAFAなどハイテク各社の株も大きく下落しており、一部ではバブルの崩壊も囁(ささや)かれている。はたして実際は? 今後の投資の可能性は? わが国長期投資の第一人者が、世界経済を俯瞰(ふかん)しつつプロの視点で語る。
▼世界で進む政治のポピュリズム化は経済にはマイナスしかない
▼しばらくの間、アメリカ株は調整局面に突入
▼GAFAの株価水準はさすがに行き過ぎ。ではこれから投資するなら?
#5 とっておきの有望3業種10銘柄「非常に大きなチャンス到来」…英語音痴の賢い米株投資入門

【第5回 「米国株の魅力①─銘柄発掘」】 10/24(月)公開 … 株式投資アドバイザー 戸松信博
短期的な値動きはともかく、この30年、一貫して上昇しているのが米国株。ダウはいずれ4万ドルを目指すのか? 次のGAFAMは現れるのか? 現れるとするならどんな企業? 人気の投資アドバイザーが、具体的な米国株投資のやり方と、とっておきの10銘柄を紹介。
▼調整中の米国株。下がったところは大きなチャンス
▼初心者でも心配ご無用! いま、米国株投資に英語力は必要ない
▼GAFAの次の有望セクター、とっておきの3業種とは?
#6 投資の神様ウォーレン・バフェット「自分に身近な企業に投資しなさい」忍耐・我慢こそ最も大事

【第6回 「米国株の魅力②─長期投資」】 10/25(火)公開 … 米国株コンサルタント 岡元兵八郎
世界中の投資家の尊敬を集める “オマハの賢人” ウォーレン・バフェット。もちろん、日本の投資家にとっても、投資の神様のような存在だ。彼に限らずアメリカの一流と言われる投資家は、なぜ高いパフォーマンスを上げることができるのか。本レポートでは米国株のオーソリティーに、バフェット流の長期投資の哲学と、今後の米国株への投資戦略を語ってもらう。
▼危機があったとしてもすぐに乗り越えるのが米国経済のダイナミズム
▼バフェットはなぜ、誰もが知る企業への投資で高いリターンを得ることができるのか
▼米国株投資で必要なのは「忍耐」…信念をもって企業の成長性に賭けること
#7 GAFAからGATAへ…シリコンバレーで地殻変動! 時価総額ランキングを駆け上がるヘルスケア企業にベゾス熱視線

【第7回 「シリコンバレー①─新潮流」】 10/26(水)公開 … 経営・会計学者 山根節
ウェブ3.0の盟主、ネクストGAFAMは果たして現れるのか? 現れるとするならどんな分野なのか? アメリカ経済、いや世界経済をリードするアメリカのイノベーション最前線を、専門家に伝えてもらう。それとともに、なぜ、日本にはGAFAMが生まれないのか、彼我の違いも解き明かす。
▼アップル330兆円、マイクロソフト260兆円…桁違いのシリコンバレー企業の時価総額
▼GAFAからGATAへ…テスラの躍進が意味するものは
▼今年になって世界の投資マネーを呼び寄せている意外な企業とは
#8 グーグルが人工知能責任者を一方的に解雇…「人種差別AI」が世界を支配する

【第8回 「シリコンバレー②─人種問題」】 10/27(木)公開 … 国際経済アナリスト スィンハ・サンジーヴ
世界経済のイノベーション拠点、シリコンバレー。その源泉は、世界中の頭脳を集めるリベラリズムだ。だが今、シリコンバレーに変調が。高騰する生活費、人種問題、広がる収入格差…。最先端企業の州外移転も始まり、いま、この地ならではの課題が噴出してきた。はたしてシリコンバレーは今後も世界経済の最先端拠点であり続けることができるのか?
▼「世界の頭脳」こそがシリコンバレーの成長力の源泉
▼シリコンバレーに訪れる転機…増える企業移転、GAFAの技術の抱え込み
▼AIの暴走を防ぐため、あらゆる差別のバイアスを研究段階で取り除け
#9 「食料品は百円ショップ」「あと3カ月でホームレス」…アメリカで大恐慌が始まっていた!

【第9回 「超インフレ社会の現実」】 10/28(金)公開 … 広告コンサルタント 岩瀬昌美
アメリカ社会を襲う、異常なまでのインフレ。コロナ禍で国内の閉じこもっている日本人には実感しづらいことだが、ドル高円安が進む中、いまではアメリカと日本では、少し前には考えられなかったほどの、モノの値段の違いが生じている。本レポートでは、超インフレ下のアメリカ人の生活を、現地在住のライターが分かりやすく伝える。
▼驚愕の事実…アメリカ人の5人に1人が貯蓄ゼロ
▼一般庶民にとってはウォルマートでも贅沢…百均がなければ生きていけない
▼50歳を過ぎて看護師を目指す元・高給取り映画編集者の悲哀
#10 白人の憂い、黒人の怒り、そしてアメリカンドリームの行く末…映画に映るアメリカ社会の実相

【第10回 「必見!アメリカ映画」】 10/29(土)公開 … 映画ライター 斉藤博昭
映画は社会を映す窓である──。アメリカ映画のオーソリティーが、いまのアメリカ社会を知るためにおすすめしたい、社会派エンターテイメント映画5本をピックアップ。ハリウッド大作やディズニーアニメーションでは決して描かれていない、現代アメリカの素顔を読み解く。
▼疾走する資本主義とさすらう人々…「ノマドランド」
▼観れば分かる、トランプ現象発生の源…「アメリカン・ファクトリー」
▼高速取引、人種問題、#Me Too運動…映画作家たちが描く現代アメリカの断面