国内仮想通貨取引所の良い部分、悪い部分を比較! みんかぶ編集室 2023.07.19 暗号資産(仮想通貨)初心者コラム 仮想通貨への投資を始めたばかりの人は、どの取引所を選べば良いのか分からないという方が多いでしょう。 今回は、取引所の良い部分だけでなく、デメリットについても言及したいと思います。取引所は、筆者が使ったことのある4つ(Coincheck、DMM Bitcoin、bitFlyer、GMOコイン)を比較していきます。 あくまで筆者の個人的意見となりますが、参考になりましたら幸いです。 目次取引所選びの際に注目したいポイント手数料やスプレッド取り扱い仮想通貨の数スマホアプリの使いやすさ 取引所選びの際に注目したいポイント 取引所を選ぶにあたって、様々な項目がありますが、まずは以下の3点を押さえておきましょう。 手数料やスプレッド 取り扱い仮想通貨の数 スマホアプリの使いやすさ 手数料やスプレッド まずはビットコインを購入した際の取引手数料とスプレッドの安さについて比較していきます。取引手数料とスプレッドについては、こちらの記事(手数料無料の取引所の知っておきたい取引コスト)も併せて読んで頂けると理解が深まると思います。 販売所形式は、全ての取引所で取引手数料が無料となっています。 したがってスプレッドが実質的なコストとなります。こちらが各仮想通貨取引所のスプレッドデータです。結果としては、販売所を使ってビットコインを買う場合では、Huobi Japanが一番安く買うことができます。 ※2022年8月18日時点 みんかぶ調査 最新データはこちら 取り扱い仮想通貨の数 どの仮想通貨を取り扱っているかも大事な要素です。 [現物]仮想通貨取引所の取り扱い通貨 比較表【2022年12月版】 ※最新のデータはこちら 2022年12月時点での取り扱い仮想通貨の数では、GMOコイン、Huobi Japanがそれぞれ22種類と一位に輝きました。 惜しくも取扱銘柄数で1位とはならなかったものの、さまざまな特徴あるアルトコインを取り扱っている取引所もあります。どこの取引所がどんな銘柄を取り扱っているのか是非チェックしてみてください! しかし、メジャーなアルトコインであるイーサリアムやリップル、ビットコインキャッシュは、ほぼ全ての取引所で取り扱われています。そのため自分が取引したい仮想通貨が限定されている場合は、取引手数料が安い取引所を使った方が良いでしょう。また、モナコイン(MONA)のレバレッジ取引やリスク(LSK)のステーキングを行いたいのであれば、取引所は限定されるため、多少手数料が高くても致し方ありません。 スマホアプリの使いやすさ 仮想通貨を取引する人の大半は、スマホアプリを使うようです。その中でも、筆者が一番使いやすいと感じたのはbitFlyerのアプリです。なぜなら、チャートが見やすく、操作も快適に行えます。また、その日に動いた価格変動率など、あると便利な情報が表示されており、とても使いやすいアプリだと感じます。 また、 bitFlyerでは板とチャート、約定履歴をリアルタイムで同時に見ながら取引する事ができます。これは他の取引アプリにはなく、個人的に素晴らしい機能だと思っています。 ◇bitFlyerのスマホアプリ画面 また、GMOコインのアプリも使いやすくなっています。チャートにトレンドラインを引くことができたり、基本的なことですがテクニカル指標を表示することができます。 出所:ビットレ君 株式やFXのアプリでは考えられませんが、仮想通貨取引所のスマホアプリではテクニカル指標を表示できないところもあるのです。また、bitFlyerとCoincheck、DMM Bitcoinではトレンドラインを引くことができないので、とにかくトレンドラインを引きたいという方はGMOコインのスマホアプリが良いでしょう。 個人的に、DMM Bitcoinのアプリは少し使い辛いと感じました。テクニカル指標は表示できますが、水平線やトレンドラインを引くことができできず、デザインがごちゃごちゃしており、色んな機能を詰め込んだ感じがあまり好きではありません。 ただ、あくまでも個人の意見なので、まずは様々なスマホアプリをダウンロードしてみて、自分で使いやすいものを選ぶのが一番だと思います。 参考:スマホアプリ対応比較はこちら