ビットコインの送金方法!手順を画像付きで解説

銀行と違って、手数料が安く送金時間も短いのがビットコインの魅力の一つです。
ここでは、具体的なビットコインの送金方法について説明します。
目次
ビットコイン送金で必要なもの

- ビットコインアドレス
- 取引所やウォレットアプリ
- 送金手数料(無料~※0.001BTC)
- ※2020年7月1日時点で約1000円
※2020年7月1日時点で約1,000円
ビットコインの送金はメールアドレスのように、ビットコインアドレスという文字列を利用します。
これは、それぞれのウォレットごとに割り当てられているものであり、自分で変更したりつくることはできません。
送金に必要な時間

ビットコインの送金は、理論的には10分で送金できます。
しかしながら、現在ではビットコインの送金を行う人が多くなり、1秒当たり最大7つのデータしか処理できないビットコインのマイニング(承認作業)が追い付かずに、渋滞状態となっています。
普通に送ってしまうと、20~40分くらいかかるとみておいた方が良いでしょう。
取引所や状況によって左右しますが、送金報酬を多くすればより早く送ることができます。
具体的なビットコインの送金方法
では、ここからは画像を掲載しながら具体的な送金方法を見ていきましょう!
- 送金元: 筆者のbitFlyerアカウント
- 送金先: Coincheckアカウント
Bitcoinを購入
まずはビットコインを買いましょう。
成り行き注文ではなく、板を見ながら、指値で慎重に買うことをおすすめします。

ビットコインアドレスを入力
次に、送金先のビットコインアドレスと送金するビットコインの数を入力します。
bitFlyerでは、ビットコインアドレスをメーリングリストのように保存・管理できますので、頻繁にアービトラージ取引をする場合は過去に送った送金先アドレスが分かるのでとても便利です。
この時に、送金手数料が0.0004BTC必要※となりますので、差し引き残高から引き落とされます。
※各取引所によって変わります。これは送金元がbitFlyerなので、bitFlyerから送金する場合の手数料です。
2段階認証設定
自身のスマートフォン端末に、確認コードが送られますので、そちらを入力します。
口座開設時に二段階認証を設定するにあたって、「暗号通貨送付時、bitWire利用時」に二段階認証を求めるようにすることは、必須ですのでこの時点で新しく何かを設定するということはないはずです。
bitFlyerの口座開設及び二段階認証設定はこちらの記事をどうぞ。
→【ブラウザから口座開設】ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設に必要なモノと開設方法
→【アプリから開設】ビットフライヤー(bitFlyerの口座をアプリから開設する方法を徹底解説!
→【bitFlyerでの二段階認証の設定方法だけ知りたい方】ビットフライヤーで二段階認証を設定する方法〜二段階認証の概要から設定方法まで全てご紹介〜

送金確認
取引確認画面にて、きちんと送金できているかどうか確認しましょう。
この時に、ビットコインアドレスが間違えていれば、勝手にキャンセルされます。

送金先のウォレットを確認
送金先のCoincheckアカウントを見てみましょう。
受信中となっていることが送金直後に分かります。

送金の承認作業開始
しばらくすると、送金の承認作業が開始されます。承認は全部で6段階あります。

送金完了
無事、6つの承認がなされると着金します。
承認作業が途中で中断されるということは聞いたことがありませんので、基本的に送金すれば長くても1時間程度で着金することになります。
この時は、約45分程度で全ての承認が完了しました。

こういった送金は、ビットコインのアービトラージ取引や、ウォレットアプリなどに送金する際に必ず必要となります。
筆者の周りでは、複数の取引所で色んな仮想通貨を売買する人が、相場を見ながら頻繁にビットコインを送金していたり、海外のFX会社を利用する友人が海外送金時にビットコインに両替して送金するなどして活用しています。
即時送金ができる取引所と仮想通貨
bitFlyerにはbitWire(β)というメールアドレスを送金先アドレスにして直接ビットコインを送付するサービスがあります。
受け取り側がbitFlyerのアカウントを持っている場合にのみ利用でき、なんと即時に送金が完了します。
ちなみに、リップル(XRP)はブロックチェーンを介さないので、承認作業を行う必要がなく、理論的に1秒で送金が可能となっています。
とても便利なビットコイン送金。
これができれば、今までの生活で支払っていた送金手数料が安くなることに気が付くはずです。
なお、送金手数料が無料な取引所は多く、GMOコイン、SBI VCトレード(旧TAOTAO)で送金することがオススメです。