本田健「2024年はめちゃくちゃな年になる」日本に迫る連鎖倒産の危機…最悪の状態で一人勝する「運気の上げ方」
2023年は日経平均がバブル後最高値を更新するなど、株式市場は大いに沸いた。しかし本田健氏は「これはお化粧で引き上げられているだけ」とぶった切り。むしろ「バブルの崩壊はすでに始まっている」と経済クライシスの危険性に警鐘をならす。そんな中で、どうやってわれわれ一個人はどうやって幸せをつかむことができるのだろうか。「運をつかむことは簡単です」みんかぶプレミアム特集「人生逆転の開運」第1回は本田健氏が「2024年にあなたが最大限に運を高める方法」を解説するーー。
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2024年はめちゃくちゃな年になるかもしれません
2024年はめちゃくちゃな年になるかもしれません。どれほどの方が気づいているかわかりませんが、2023年からバブルの崩壊は始まっています。もっと言えば2022年からその予兆が。カナダの2022年住宅価格は過去最大の落ち込み見せたと、今年1月に発表されました。中国の不動産もくすぶっており、ドイツでは不動産会社の破綻が相次いでいます。サンフランシスコの不動産価格も下がっており、オフィスの空室も目立ってきています。これで困るのは中堅どころの銀行です。そういった銀行が20行ほど集まって1つのビルを数百億円で建てるわけですが、家賃の半分しか払えなかったもえらなかったら、ファンドはもうバンザイするしかないのです。
話題を呼んだシリコンバレー銀行の経営破綻は世界恐慌になりかねないものでした。保険制度の補償額上限が25万ドルであるのに、バイデン政権が“超法規的”に全額補償することで事態を鎮静化させた次第です。一方で債務は増え続けており史上初めて33兆ドルを突破。年間利払い額は10月末で1兆ドルを超えました。アメリカのクレジットカード滞納率は 7〜9月で8.01%と、2011年以来12年ぶりの高水準になっています。