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カンボジアにある吹き溜まり日本人が集う「チロリン村」が、中国資本に侵された結果…消えたご隠居日本人を探しにクーロン黒沢が歩く

 ホスト売り掛け問題、松本人志問題、セクシー懇親会…混沌とした日本のニュースに気が滅入る人も多そうだが、アジアはもっとカオスだった。紛争中の1997年からカンボジア・プノンペンに住み、『怪しいアジアの歩き方』などの著作があるクーロン黒沢が、アジア・アンダーグラウンドの今をお伝えする――。

 最近、東南アジアに潜む詐欺グループによる特殊詐欺が日本国内でも多発している。警察庁によると、令和5年の特殊詐欺の認知件数は1万9033件 で、被害額は441.2億円にも及ぶという。

 第2回は、今日本をも揺るがしている、特殊詐欺グループの巣窟となったカンボジア・シアヌークビルへ。

目次

寂れた海の町に突如現れた「チロリン村」

 首都・プノンペンから南に230キロ離れた場所にある港湾都市・シアヌークビル。両脇をタイ・ベトナム国境に挟まれたVゾーンにあって、カンボジアで唯一、大水深港を有する物流拠点。さらにはド派手なホテルや巨大カジノが立ち並ぶ、国内随一のリゾートタウンでもある。

 そんなシアヌークビルが「寂れた海の町」だった十数年前。この町の片隅に「チロリン村」という謎の日本人集落が存在した。旧山一證券を退職後、カンボジアで隠居生活を送っていたYという初老男性がこの町を気に入り、同居するカンボジア人女性の名義で市場近くの大きな家を購入。移り住んだのがその集落の、そもそもの始まりだった。

第2のマカオと持て囃され、立派なビルが立ち並ぶが…

 物件購入後、人恋しくなったYが新居の離れを日本人向けに貸し出すと、観光でもなければビジネスでもない怪しい日本人が吹き溜まり、誰が名付けたか「チロリン村」と呼ばれるようになった。

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