学会3世の私が創価学会員の彼氏と別れた理由…「池田大作氏のビデオを見たり、選挙の打ち合わせをしたり」
仏壇があるのに葬儀に僧侶が来ない…その時に初めて知った祖母の信仰
昨今、旧統一教会の信徒への献金問題が世間をにぎわしている。「旧統一教会に対して解散請求すべきだ」、世論調査ではそんな声が70%も集まっているという。そんな中、デイリー新潮11月16日付に「両親は創価学会に数千万円寄付した 宗教2世・長井秀和が告発『100万円の壺なんて安すぎて学会員にはピンとこない』」とする元信者・長井秀和氏の記事が掲載された。その中で長井氏は、「例えば高額な学会専用の仏壇を3基も購入していて、仏壇関連だけで約2千万円。統一教会の “100万円の壺” なんて安すぎて、多くの学会員はピンとこない」などと言及している。真意のほどは、定かではない。
果たしてこうした話は本当のことなのだろうか。祖母が創価学会員だったという友人の女性が、「あくまでも個人的見解」と前置きしつつ、自身の経験を語ってくれた。
「私は幼いころ、祖母と同居していたのですが、その家には仏壇があり、よく祖母の隣で一緒にお経を唱えて御リンを鳴らしていました。祖母から『偉い、偉い』と褒められることが嬉しかったのを覚えています。幼稚園が仏教系だったこともあって、『うちはお寺の宗教なんだろうなー』などと子供ながらに思っていました。祖母の家には、何人かの人が頻繁にやってきて、必ず何かしらの本を置いていきました。父曰(いわ)く、祖母は本来、超がつくほどの人見知りだったそうですが、そうした人たちとはよく話していました」
その後、彼女は家族と一緒に祖母の家を出て暮らしたため、だんだんと祖母との関係は疎遠になっていったそうだが、彼女が17歳のとき、祖母の葬儀でそれまで知らなかった事実に気づかされることになる。