なぜ42歳女性は10年積み立てたNISAを切り崩したのか…25歳の不倫相手にしか「お願いできない」こと
誰しも結婚前は、パートナーとの幸せな未来に胸が膨らむ。しかし、いざ蓋(ふた)を開けてみると、思いもよらない悩みや不満から心がすれ違い、耐えるだけの結婚生活を送らねばならないこともある。
「思い描いていたものとは、全く違いますね。自分が性生活でこんなに悩むとは思っていませんでした」
そう話す井坂久美子さん(仮名・42)は自身の性欲の強さに悩まされ、夫と不仲に。現在は無料のマッチングアプリで年下の男性を探し、お金を出して抱いてもらう、いわゆる「ママ活」生活を送っている──。
夫との関係にこれまで全く悩みなどなかったのに……
久美子さんは白い肌と引き締まったスタイル、たぬき顔の愛らしいルックスから、男性から常に求められる人生を送ってきたので、これまでの人生で男性に悩んだことはなかった。「もしかして私って性欲が強いのかも」と思いつつも、「したい」と思ったときに相手が常にいる状態を維持し続けていることができていたからだ。
久美子さんと夫・健太郎さん(仮名・43)は8年前、知人を通して知り合い、交際。交際中も、健太郎さんとの間で夜の営みについて悩んだことはなかった。
「私は性欲が強くて、会えばしたくなるタイプ。夫も性欲が強かったので、会うたびにホテルに行っていました」
健太郎さんとは性欲の強さだけでなく、趣味や価値観なども合っていたため、久美子さんは「この人と結婚できたら毎日、楽しいだろうな」と思っていたそう。
2人は、交際開始から3年後に結婚。久美子さんは健太郎さんの地元へ引っ越し、結婚生活がスタートした。
「私たちはお互いに子どもはいらないと思っていたので、夫婦2人で楽しく過ごしていければいいよねと話していましたし、数年前までは実際に楽しく過ごせていました。でも、夫の性欲が薄れてきて、仲がギクシャクしてきてしまったんです」