鬱妻に疲れてついアプリで浮気…間女宅に”単身赴任”を実現した45歳年収500万円会社員のマネープラン
「妻だけをずっと愛してきたんですが、限界でしたね。心の隙を突かれて、不倫におぼれてしまいました」
そう語る岡部智也さん(仮名・45)は既婚者であることを隠し、独身女性と交際。妻と別れないまま、半年前から不倫相手宅で同棲生活を送っている。
うつ病の妻との生活に疲れてマッチングアプリを利用
智也さんと妻・奈緒子さん(仮名・42)とは、結婚12年目。奈緒子さんは実家の親子関係が悪く、子育てに対していいイメージを持っていなかったため、2人は子なし夫婦の道を選んだ。
「一緒に旅行に出かけたり、お互いに趣味の時間を満喫したりして、子どもがいなくても幸せな暮らしを送れていました」
だが、3年前、奈緒子さんがうつ病を患ったことを機に夫婦関係は一変。発症のきっかけは、母親の死。長年、奈緒子さん親子は折り合いが悪く、認知症を患い、施設に入所している母親に、奈緒子さんは一度も面会に行かなかった。
だが、母親が逝去し、一生会えない存在になったことで、奈緒子さんは自分の決断が正しかったのか悩むようになり、心を病んだ。
そんな妻を、智也さんは労わった。体調がよさそうな時には外へ行こうと誘い、「無理して家事をしなくてもいいから」と気遣っていたそう。だが、奈緒子さんの症状は悪化。やがて、智也さんに八つ当たりをするようになっていった。
「俺が代わりに家事をしていると、『私のこと、何もできない役立たずだと思ってるんでしょ』と被害妄想を膨らませて喚(わめ)き散らしたり、『こんなやつと結婚してハズレくじを引かされたって思ってるの、知ってるんだから』と言われたり…。そんな日常に、疲れてしまいました」
何か、癒やしが欲しい…。そう思っていた時、以前、会社の飲み会で耳にした話が頭に浮かんだ。
「同僚がマッチングアプリで独身だと偽り、色々な女性と会っていることを暴露していました。そいつも、奥さんと上手くいってなくてマッチングアプリで他の女性に癒やしを求めたくなったらしくて」
いけないとはわかっていたものの、一度頭に浮かんだ甘い誘惑から逃れることはできず、智也さんはマッチングアプリに登録してしまった。
マッチングアプリでどストライクな女性と出会い、不倫
実際に会わなければ、浮気にはならない。トークだけして、満たされていればいい。そう思いながら、智也さんはこっそりマッチングアプリを利用し続けていたが、ある日、運命を変える出会いが。