沈没日本人の末路…古き良きバンコク「ジュライホテル」で見た「買春モンスターズ」たちの老後と”安宿の壁の謎めいた落書き”
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地上5階建て・客室数100の廃墟
バンコク中心部・チャイナタウン(ヤワラー)の殺風景なロータリー脇に、知る人ぞ知る巨大な廃墟がある。「ホテル」という(タイ語の)看板を掲げてはいるが、宿泊はできない。閉鎖から30年経った今も建物はほぼそのまま。
バンコクの超一等地に、地上5階建て・客室数100を超える巨大廃墟が、何十年も打ち捨てられたままになっている。実はこのホテル。営業当時は宿泊客のほとんどが日本人。「買春とドラッグの巣窟」と呼ばれた「伝説の」ホテルだった。
※バンコク中心部に今もそのまま残る巨大廃墟「ジュライホテル」