「今、私はどん底にいる」そんなあなたの心を軽くする…シークエンスはやとも、年代別「周りの目が気にならなくなる!」ポイント
『霊視ができるようになる本』(サンマーク出版)などの著書もあり、スピリチュアルに精通するお笑い芸人・シークエンスはやとも氏に、どん底人生から立ち直る方法や、周囲を気にせずハッピーに生きるための方法について聞いたーー。みんかぶプレミアム特集「強運の法則」第6回。
目次
日本に住んでいる時点で、あなたは「どん底」ではない
ーー「どん底の人生を好転させる方法」というテーマでお話を伺いたいと思います。現在、人生のどん底にいる人たちは、自分の人生がどの段階にあると考えればよいのでしょうか。また、人生を好転させる方法についてご教示いただけますと幸いです。
実際にどん底にいる人は、おそらくこの記事を読むことはないでしょう。例えば、映画『ジョーカー』や舞台『ふくすけ』は、どん底にいる人たちの状況を周囲に伝える内容だと思います。しかし、本当にどん底にいる人は、経済的な余裕がなく、映画や舞台を見ることすらできないでしょう。だから、この記事を読むこともないのではないでしょうか。
これは誤解を招くかもしれませんが、日本に住んでいてどん底にいる時でも、意外と幸せだと感じることがあるのです。例えば、ケニアに住んでいてどん底の状況にある場合、今日の食事がなく、観光客や一般の人々から食べ物やお金を奪わなければならない状況に陥ることもあります。そして、それが警察に報告されれば、射殺される可能性すらあります。南米やアフリカの国々では、このようなことがよく起こります。どん底の状態からさらに悪い状況に陥ったときに、助けが得られないということです。しかし、日本ではこのような状況はほとんどありません。むしろ、困っている人を助けようとする親切な人が現れたり、同じ境遇の仲間を見つけて助け合ったりすることができます。
ですから、この記事を読んで「自分はどん底にいる」と感じている人たちが、本当にどん底にいるかというと、そうではないことが多いのではないでしょうか。どん底だと感じるのは、社会が作り出した一種の錯覚のようなものだと思います。
なぜあなたは「自分はどん底にいる」と感じてしまうのか
ーー「どん底は社会が作り出した錯覚」というのはどういう意味でしょうか。