女性AV監督、なぜ陽キャより陰キャのがモテるのか?「ただし条件があります」…「逆ナン女性からモテる男性の職業」とは?
綺麗な女性と付き合いたい、素敵な女性と結婚したい…そんな願望を抱く一方で、「とにかくエロい女性に出会いたい! そして、あわよくばワンナイトも…」と切に願うこともあるだろう。汚れた欲望と思われるかもしれないが、それは男性ならむしろ健全。そんな願いを叶えてくれるかもしれない「猛獣系女子」と、どうやって出会えばいいのか。そして、彼女たちはどんな男性を好むのか。女性AV監督として活躍し、自らを「猛獣系女子」と認める性職者の鈴木リズ氏に聞いた。みんかぶプレミアム特集「モテの法則」第8回、エロい女性に出会うには――。
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そもそも女性が男性に感じるエロスとは?
――今日は「エロい女性に出会うには?」っていう、どうしようもなくバカみたいなテーマの取材になるんですが…どうぞよろしくお願いいたします。
鈴木リズ(以下、同)
いえ、このテーマは一晩中語っても語りつくせないテーマだと思います。性のことについて私は真面目に話したいタイプなんですよ。なので、とても深いテーマだと思います。そもそもこのテーマについて語る前に、「女性が男性に感じるエロスとはどんなものか」っていうところからスタートしないといけないと思います。
――なるほど。男性が女性にエロスを感じるときは、「胸が大きい」とか「お尻が大きい」とか、短絡的なケースは多いと思うんですが、女性の場合はそんな単純ではなさそうですよね。
私は結論、「ギャップ」だと思っているんですよ。これはAV作品をつくるときもそうなんですけど、見た目と内面の間に意外性がないとそこまで異性にも同性にも惹かれないかなと思っています。実は男性も女性にギャップのエロスを感じています。よくあるのは、こんな清楚な印象なのに性に対して積極的とか。逆にすごくギャルみたいな見た目なのに、奥手で恥ずかしがり屋みたいな。そういうギャップが異性を惹きつける魅力なのかなと。
――どちらも「エロいな」と感じてしまったのですが、結構いるもんですか。
昔って今より見た目で「ギャルだな」って思う女性が多かったじゃないですか。だから、絶対数が多いぶん、実は内面は清楚系みたいな子が多かったイメージがあります。でも、今はエロだけじゃなく映画でもYouTubeでもTikTokでも、何にしても端的にわかるコンテンツがヒットする傾向にありますよね。最初に結論を言ってわかってもらえないと見てもらえない。でも、私が「桃太郎映像出版」で監督を務めている「ヤリマンワゴン」シリーズは名前からしてわかりやすい作品ではあるんですが、ギャルのような派手な見た目の女優さんが実は街に出るとシャイといったギャップがスパイスとして効いていると、やっぱりよく売れるんです。
猛獣系女子も男を選ぶ…「オラオラ系男子はエロくない」
――つまり、いくらエロい女性とはいえ「男なら誰でもいい」とはならないわけですよね。
まさに私も男なら誰でもいいわけじゃなくて、それこそSNSのDMでめちゃくちゃお誘いの連絡は来るんですけど、全部断るんですよ。だって面白くないじゃないですか。自分が年齢を重ねてきた中で感じるのは、性の匂いがしない人のほうがむしろ性的に気になるということですね。
――それはなぜですか。
だって、気になるから。性の匂いがしないこの男性がどんなセックスをするんだろうって。これはギャップの話に繋がるんですけど、想像通りだとつまらないじゃないですか。例えば、色黒でオラオラしている肉食系男子ってセックスしたいときには捕まえやすいので重宝していたんですけど、もう230人ぐらい経験してみるとぶっちゃけみんな同じだなと。
――いわゆるエグザイル系はつまらないってことですか。
まあ、いろいろとありがたい経験はさせてもらいましたけど、大体想像がついちゃうんですよね。その類の人たちとの経験が多かったせいもあると思うんですけど、一貫性があるとは感じています。「俺、Sだから!」って自分で言っておいて別にそうでもないとか。とはいえ、中にはエグザイル系の見た目をしているのにめっちゃドMとか面白い人もいたんですけどね。
――では、むしろ市役所に勤めている真面目そうな男性とか…?。
そういう方は経験ないんですよ。だから、興味あるかもしれません。私の周りには猛獣系女子がたくさんいるんですが、彼女たちも口を揃えて「やっぱりギャップだよね~」って言います。そのギャップに「可愛さ」を感じて、エロスに繋がるんですよ。