中学受験直前!進学塾代表が教える絶対合格を目指す人が「まだまだ点数を伸ばせる分野」

中学受験の合否を分ける算数。実は直前期でも点数を伸ばせる分野がある。進学塾VAMOSの代表・富永雄輔氏は次のように語る。
「入試で合否を分けるのは、大問1〜2の計算問題や一行問題です。中学受験は1〜2点差で合否が決まることも珍しくありません。前半の典型問題を落とすダメージは大きいのです。一行問題の多くは『解法パターン』が決まっているので、パターンさえ覚えていればミスなく短時間で解答できます。ここを短時間で解き切り、後半の応用問題に時間を残すことが大事なのです」
典型問題の解法を「暗記」しておくことは、今からでも間に合う対策だ。
「直前期に新しい応用問題に手を出すのは危険です。それよりも、つるかめ算・線分図・比・速さなど、頻出パターンの解法を体に叩き込んでおくほうが確実に点数が伸びます」
今回は偏差値55〜60前後の受験生が直前期にやっておくべき典型問題を厳選した。解けなかった問題は、解法を丸暗記して受験本番に望んでほしい。合否を分ける「あと1点」を稼ぐために役立つはずだ。連載全3回の最終回。
目次
手を動かして整理する「線分図・比の活用」
(1)
国語、算数、英語のテストを受けました。英語は国語より8点低く、算数は英語より6点低く、3つの点数の合計は218点でした。算数の点数は何点ですか。
(2)
AさんとBさんの2人が合わせて2800円持っています。Aさんの所持金は、Bさんの所持金の4倍より200円少ないです。Aさんの所持金は何円ですか。
(3)
兄と弟の所持金の比は5:2で、兄の方が1020円多く持っています。兄の所持金は何円ですか。
(4)
長方形Aと長方形Bの面積の比は3:2で、縦の比は1:4です。長方形Aの横の長さが18cmのとき、長方形Bの横の長さは何cmですか。
(5)
現在、A君は6才、A君のお父さんは28才です。お父さんの年令がA君の年令の3倍になるのは何年後ですか。
(6)
家と郵便局の間を1往復します。行きは分速120m、帰りは分速90mで歩いたところ、合計で21分かかりました。行きにかかった時間は何分ですか。