え?「実質1科目受験」大学からゴールドマン・サックスに入れるの?3科目受験の私文型入試でゴールドマン・サックス、三菱商事など、入試偏差値の割りに予後がいいお買い得4大学

多くの場合、大学受験生はできるだけ偏差値の高い大学を目指すことになる。ただし、偏差値が高い大学に入ったからといって、必ずしも優良企業に就職できるわけではないのが辛いところだ。
そこで学歴活動家のじゅそうけん氏に、勉強した努力が報われやすい入る偏差値に対して、その出口である就職先が優良な「お買い得大学」を4つ紹介いただいたーー。
みんかぶプレミアム特集「幸せをつかむための中学受験戦略」第7回。
目次
高学歴になっても、キャリアと人生の満足度が必ずしも高いわけではない
近年、高学歴学生が社会に出た途端に荒波に揉まれ、適応できずに淘汰される現象が散見される。
いわゆる「机にしがみついて」受験戦争を乗り越えた学生の燃え尽き現象の弊害とも言われており、「総合型選抜」拡大の一因とも言えるだろう。
かつての私自身もそうだが、なんとなく偏差値が高い大学を目指せば明るい未来が待っていると考えていたが、20代後半ともなるとそれはただ1つの正解ではなかったと思い知ることになる。
一部のトップエリート企業は、早慶はおろか東大であっても就職できるのは一部であり、偏差値で劣る大学であっても結局は「同じ会社」でファーストキャリアを歩むのだ。
そのような状況の中では、上位大学に進学したがゆえに超優秀層の能力に打ちひしがれ、空虚な気持ちを抱えたことが人生における、学校卒業後のキャリアや人生の満足度、私の言葉でいえば「予後」に影響を及ぼしている側面もある。
そこで今回は、入る偏差値に対して予後がいい大学を紹介していく。
入る偏差値に対して予後がいい文系大学その1は、「北の一橋」の異名を持つ大学。河合塾偏差値50でも商社、電通、外資コンサルにガンガン就職
入る偏差値に対して予後がいい文系大学1つ目は、小樽商科大学だ。
北海道は小樽に所在し国立大学では唯一の社会科学系単科大学であり、学部は商学部のみの1学部4学科を設置する。
その特徴から、「北の一橋」の異名を持つ実学特化の大学で、北海道においては北大に次ぐ名門大学だ。
全国的に見れば難易度は中堅国立クラスで、河合塾の偏差値は50.0と、地理的な要因も手伝って難易度はあまり高くない。
しかし、就職実績を見てみると、入学難易度と比較して異様に良いのだ。
大手銀行や保険会社に多くの合格者を出しており、特に道内就職においては抜群の強さを誇る。
また、道内だけでなく、PwCコルサルティング、住友商事、電通、デロイトトーマツコンサルティングなどの難関企業への就職者が確認できる。
地域性や小規模大学であることからあまり遊びに走ることがなく、比較的「先を見て」入学する生徒も多いことや、入学後は希望学科進学にあたってGPAが必要となるなど、都心の私文学生に多く見られる「遊びに走る」現象も起こりにくい。
実際、私自身が就活生の頃、大手ビール会社のインターン後の懇親会で、熱心に人事に質問をする同大の学生の姿が印象に残っている。
都心部出身者は初めて耳にしたという人も少なくないだろうが、「お買い得大学」であることは間違いない。就活に対する意識が高い仲間と小樽で4年間を過ごしてみるのはいかがだろう。