“やらなくていい仕事”は全部「AIに任せて削減する」…会社員がAI活用で“自分らしい働き方”を取り戻す方法

終わりの見えない残業、作成に手間取る資料やメール。「もっと効率よく働きたい」と願いながらも、目の前の業務に追われ続けているビジネスパーソンは多いはずだ。しかし、「エクセル兄さん」ことたてばやし淳氏(@excel_niisan)によれば、AIを活用することで、サラリーマンも本来の業務により集中できる環境を整備することができるという。
生成AIこそが人間らしい生活を取り戻す「最強のパートナー」であると説く同氏に、Excel関数の丸暗記が不要になるAI活用術から、Geminiを用いた爆速スライド作成、違和感のないメール文面の生成法まで、現場で即戦力となるノウハウを徹底解説していただいた。全5回の最終回。みんかぶプレミアム特集「AIで稼ぐ『シン・仕事術』」第5回。
目次
AIへの指示をテンプレ化して使い回す、究極の時短テクニックとは
さて、前回ご紹介したプロンプトの「型」について、もう少し詳しく見ていきましょう。前半の「固定部分」には、そのタスクにおいて毎回変わらない指示内容を記述します。例えば、議事録作成であれば、「あなたはプロの書記です」「以下の会議の内容を要約してください」「1. 結論、2. 決定事項、3. 次のアクションの順にまとめてください」といった指示です。これらは毎回同じで構いません。
一方、後半の「可変部分」は、その時々によって内容が変わる部分です。議事録なら、会議の文字起こしテキストがここに入ります。この「固定+可変」のテンプレートをPCのメモ帳などに保存しておき、業務が発生したらテンプレートをコピペし、可変部分に新しいデータを入れるだけで作業が完了します。毎回「えーと、どう指示すればいいんだっけ」と考える時間をゼロにできます。
さらに、この「型」は自分一人で使うだけでなく、チームや社内で共有することをおすすめします。「このプロンプトを使えば、誰でも完璧な議事録が作れるよ」と共有すれば、チーム全体の業務品質が均一化され、生産性が向上します。属人化を防ぎ、組織全体でAI活用の恩恵を受けることができるのです。
フリーランスこそAIを「外注先」として使い倒せ
会社員の方にとってもAIは有用ですが、特にフリーランスや個人事業主の方にとって、AIはいまや生命線とも言える存在です。フリーランスは、本業の実務だけでなく、経理、営業、事務処理、スケジュール調整など、あらゆる業務を一人でこなさなければなりません。まさに私がかつて経験したトリプルワークのような状況に陥りがちです。しかし、AIを使えば、これらの「雑務」をすべて無料で外注することができます。