堀江貴文氏や西野亮廣氏が決して「大コケ」しない意外な理由をけんすう氏が指摘…AI副業で“コンテンツを作る”のは「一番きつい」

AIの進化が止まらない。知的生産のあり方が問われ始めている中、インターネット黎明期から業界の最前線を走るけんすう氏は、「AIの衝撃は体感でネット黎明期の10倍くらい」とし、人間の聖域だった「思考」さえもコモディティ化するのではないかと語る。
本稿では、同氏が肌で感じる「思考のアウトソーシング」というパラダイムシフトの正体や、AI時代に生き残るための生存戦略、愛用する具体的なAIツールに至るまで、激変する世界を楽しみながら勝ち抜くための知見を語っていただいた。全5回の第5回。みんかぶプレミアム特集「AIで稼ぐ『シン・仕事術』」第15回。
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堀江貴文氏や西野亮廣氏が「大コケ」しない理由
――年齢を重ねると金銭的なリスクや人間関係のリスクなども出てくるかと思いますが、挑戦し続けるコツのようなものはありますか?
それについては明確にあって、「リスク管理が上手かどうか」だと思っています。 例えばホリエモンとか、キングコングの西野さんとか、すごい大変な挑戦をしているように見える人たちに共通しているのは、やっぱりリスク管理がうまいんですよ。つまり「大コケしないようになっている」んです。
西野さんだと、例えば数億円かけて作った舞台がコケたら「数億円マイナスになってしまう」みたいにはなっていなくて。うまくいかなくてもトントンになるように色々なビジネスモデルを組み合わせて、「これだったら大丈夫だね」という状態を作っているんですよね。ホリエモンとかもそうです。失敗しても大ダメージを受けたり、落ちぶれたりすることのない範囲でやりまくっている。
僕の場合だと、プロジェクトをやる時に「リスク管理表」みたいなものを作ります。
例えば、新規プロジェクトをやるときには、どんなリスクがあるのかというのを大量に出しておきます。何を書くかというと、どんなリスクがあるのか、起こったときに何が起こるのか、などを書きつつ、「リスクが発生しないように事前にできること」と、「もしも発生した時どうするか」まで全部やっておくと、リスクが全部マネジメントできるという感じです。
リスク管理ができているとあとはやるべきことをやるだけなので進められるんですけど、「何か起きたらどうしよう……」と頭で考えているだけで何もしないと、不安な気持ちになるだけじゃないですか。でも、「一応全部ここに書いてありそう」となっていれば、まあまあ進められるというのはありますね。
ブログなどで記事を出す時とかも、どこが突っ込まれそうかをAIでチェックして推測してくれるものを用意していたりもします。「炎上リスクはこれくらいなので大丈夫そうです」とか、「批判的なコメントだとこういうのが来るよ」とか、分析してくれるんです。それを見て、大体こういうのが来るんだな、じゃあここはちょっと公開をやめておこう……みたいなことはありますね。