「四季報は読むな」テンバガー投資家Xが必ずチェックする4つのサイト・アプリ…買ってはいけない株の特徴
IPOセカンダリー投資を駆使し、運用資産を10倍以上に伸ばしたテンバガー投資家X氏。投資にまつわるさまざまな情報が巷に溢れる中で、本業でも1億円以上の年収をたたき出すX氏はどのように効率よく情報を集めているのか。その具体的な手法について伺った。
Twitterの情報は鵜呑みにしない
初心者が株を始めようとするとき、「何から始めていいかわからない」と思ってしまう人も多いかもしれません。Twitterにもたくさんの情報が流れていますが、Twitterの情報は玉石混交です。本当に参考になる手法やいい銘柄を紹介してくれるツイートもあれば、そうではないものもあります。
結局重要なのは、「自分の頭で考えて、いいと思った銘柄を買う」ことに尽きると思います。私自身も自分の手法や購入した銘柄をTwitterで公開してはいますが、誰かが勧めた株を盲目的に買うのはよくないですね。それは株を「買っている」のではなくて「買わされている」ことになりますから。
中には、オンラインサロンやLINEなどで限定グループをつくっている個人投資家もいます。ただそのほとんどは、そこに集まった初心者からお金を集めることが目的です。なので、やはり勧められないですね。しかもお金を集めて推奨銘柄を教えるというのは、「助言業登録」をしていない限り違法です。そのような“アウト”な人たちには近寄らない方がいいでしょう。
Twitterに流れてくるツイートを参考にすること自体を否定するつもりはありません。ただしそのうえで自分の頭で考えて自分なりの投資スタイルを確立し、最終的には自分が判断して買っていくことが一番だと思います。
買うなら、この3つのビジネスだ
私は本業も忙しいので、そこまで多くの情報をチェックしているわけではありません。たとえば決算説明資料の中でも、「増収増益か」「来期も成長する見込みか」「成長シナリオの進捗状況」といった点を主に確認しています。なので確認の時間もそこまで必要としないのです。
進捗状況が100%予想通りに進むことはまずありませんが、期ずれがあったとしても年ベースでおおむね計画通りに進んでいるかは重要なポイントです。