投資に費やす時間は毎月たったの5分!”タイパの鬼”サラリーマン投資家が大切にする情報源+2023年後半戦見通し
“失敗しない株式投資”をスローガンに、配当金の積み上げ、優良株の長期保有で堅実な運用を行う、たこやき(Twitter @takoyaki_invest)氏。
普段はサラリーマンとして働き、育児にも関わる中「毎月5分」というわずかな時間で、含み益7桁を達成している。
たこやき@やさしい株式投資(Twitter @takoyaki_invest)氏に話を聞くみんかぶマガジン短期連載「毎月5分で含み益7桁を達成するためのポリシー」。
第3回となる今回は、彼の投資経歴とポートフォリオ、情報収集のポイント、そして2023年下半期における市況動向の見通しついて話を伺った。
パッシブ運用の株式投信が全体の約50%、米国個別株を13銘柄運用
――どのようにして投資を始められましたか?
新卒で入社した2017年の10月から投資信託での運用を開始しました。その半年前から株式投資を始めるにあたって、どの商品にするべきか徹底的に調べました。
その結果、多くの投資信託、ファンドマネージャーも含めて、パッシブ運用のインデックスを超えることができない状況を理解しました。
しかしその一方で、わずかながら超える商品も存在することがわかり、これらの条件に適合する商品に投資することにしました。
最初に行った投資は、株式と債券に分散投資が可能な商品に、毎月5,000円ずつ積み立てる形でした。
しかしその投資信託のパフォーマンスに満足がいかず、約半年後の2018年5月頃に、20万円分の日本の個別株を購入しました。
以降、経験を積み重ね、より良い投資先を探求し続けた結果、2021年1月に出合ったのが米国株式でした。それから米国株に投資を続けていて、個別株への投資歴は約6年くらいになります。
――では、現在のポートフォリオを教えていただけますか?
まず2つに分かれていまして、1つ目は広く分散された「パッシブ運用の株式投資信託」で、約50%を占めています。