2億円投資家「マイカーは走行距離22万キロ」「現金はほぼ株に使う”」ブレないマイルール&必ずチェックする指標
相場の流れに逆行した投資法である「逆張り」。
銘柄の人気が上昇している際には売り、相場環境の悪化などにより人気が低迷した時に買うというこの戦略。損失が大きく拡大するリスクを含む一方で、利益を上げるチャンスも大きくなるが、成功するには、相場を的確に読むための高い洞察力と精度が必要となる。
本稿で取り上げるのは、その「逆張り投資」を駆使して資産2億円超を築いた、みねおか氏(X:@mineoka4)だ。
彼はどのようにして逆張り投資に行き着き、FIREを達成したのだろうか。短期連載「総資産2億円。逆張り投資家が初めて語る、株式相場の見極め方」第2回目となる今回は、彼が掲げる投資のマイルールと投資戦略について話を伺った。
目次
成長が期待できる企業の悪材料を常に監視する
――みねおかさんの、投資のマイルールをお聞かせください。
第1回記事でもお伝えしましたが、今後も継続して成長が期待できる企業を監視しています。そして監視中の企業に何らかの悪材料が出れば、そのタイミングで購入を検討します。また、監視する銘柄は多い方が良いと考えていて、買うつもりはなくても、常にウォッチしていますね。
情報収集にはXや新聞、テレビを利用しています。監視中の銘柄のなかで、例えば自己資本率が低い場合などは、将来的に増資の可能性があると考えています。
監視する銘柄を増やしていき、増資したタイミングで購入しています。ただこうした銘柄は、購入してすぐに上がることは少なく、決算情報が出て徐々に上昇していくので、それまでは待機し続けるつもりです。
大きな「ショック」は購入のシグナル
――銘柄を買う時に意識していることは?
例えば、2015〜2016年のチャイナショックや2016年のブレグジット、2020年のコロナショックのような、経済に大きな動きがあった時には一気に購入します。逆にそれ以外だと、まったく買わない時期もあります。