半導体、中古車、GAFAM…過去71銘柄で10倍株を達成した「テンバガーハンター」愛鷹が注目する3テーマと年末爆上げ期待の2銘柄
過去71銘柄でテンバガーを達成しながら億り人になった「テンバガーハンター」愛鷹氏に、2023年末から期待が高まる銘柄や相場観などについて伺った。みんかぶプレミアム特集「最強投資家の至極銘柄58」第6回。
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ひたすらに ウルトラグロース 下げ続け
前回記事で今年は毎月資産が右肩上がりと書きました(大波乱の23年後半戦…過去71銘柄でテンバガー達成の最強投資家が語る2023要注目銘柄と「一番やってはいけない投資手法」)が、ドヤり天井だったのか9月末から急失速し、10月に入ってからは今年積み上げてきた含み益が毎日徐々に削られる日々です。
特にグロース株の下落が著しく、アベノミクスで100倍超になったウルトラグロース銘柄も軒並み右肩下がりの相場が続いています。リーマンショックのあった2008年以降の最安値から100倍化した銘柄のうち、現在の時価総額が3000億円以上の銘柄をピックアップしました。
アベノミクス以降、ギリシャ金融ショックやコロナショックなど、数々の金融ショックを経ても最高値を更新してきた100倍銘柄たちのうち、特にIT関連の株価のピークからの凋落ぶりが際立っています。その中でも象徴的なのがMonotaRO(3064)です。
私がMonotaROに注目する以前から当社は売上も利益もほぼ毎年2割の成長を続けており、株価も2008年の最安値を基準にしますと、最高で434倍まで大化けしました。しかし、直近決算で2桁成長は維持したものの、成長速度に鈍化がみられたこともあり、株価はコロナショック後の最高値から1/3の位置まで下がり、時価総額も1兆円を割り込み兆円企業から脱落しました。