20代でも6年で堅実1000万円…飲み代を元本にしたTwitter投資家「真似しやすい投資の始め方」と注目投信2銘柄

本稿で紹介している個別銘柄:レーザーテック(6920)
20代理学療法士の「ただかぶ@高配当×ブログ」氏(X:@tadakabu)。X(旧Twitter)のフォロワーは2万人を超えており、副業で5桁を叩き出す、「副業のプロ」でもある。
そんな氏が、どんな投資を行い、どんなポリシーを持っているのか。全3回にわたってインタビューをお届けする。第1回目となる今回は、ただかぶ氏が20代で投資を始めたきっかけや、現在の投資手法に至った背景について伺った。
目次
投資のきっかけは「給料の少なさにショックを受けた」から
投資に取り組んでいる20代って、結構少ないですよね。僕が20代から投資を始めたのは、「給料の上がり幅の少なさにショックを受けた」ことがきっかけでした。
当時は今のように理学療法士として働いていて、社会人2年目になると、昇給があったんです。その昇給額が、とにかく少なかったのです。僕は「給料はどんどん上がっていって、公務員的な上がり方をするのかな」と思ってたんですけど、そんなこと全くなかったです。高校の友達や違う職業の知り合いに比べても、かなり少額でした。
あの頃は一人暮らしもしていたので、貯金も思うようにできませんでした。「このままだと厳しい。何とかして稼がないと」と焦って色々と調べたのがきっかけでした。
まず、本業の理学療法士は体を使う仕事なので、頭を使う仕事を探しました。次に、働く場所が病院や施設と、出勤しなくてはならないので、もし体を壊した時のために、場所を選ばない仕事に絞りました。そこで見つけたのが株式投資だったのです。
20代の元本の捻出方法はこれしかない
投資の資金を作るために、まず支出を減らしました。具体的には、携帯代や保険料などの固定費を削減しました。私は以前、飲み歩くのが好きでたくさんお金を使っていたので、そのお金を確保するために固定費を減らしていたんです。