米国株投資家なら必ず知っている「読まないと損するスゴイ英字情報サイト」5選! dividend.com、finviz…
英語力を高めていけば、様々な可能性が広がる。もちろん、株式投資の世界でも同様だ。『みんかぶプレミアム特集:非ネイティブの最適「英語術」』第5回では、米国株投資のプロフェッショナル、戸松信博氏に、日本人投資家たちにはなじみがないが、プロが使っている米国株の厳選サイト5選をこっそり伝授してもらう。英語に自信がある人も、これからの人も、投資と英語の2つのスキルを同時に上げるためにも必見!
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王道はもちろん米国企業のHP…財務情報ならEDGARも必須の情報源
最近は日本でも米国株の情報が豊富にあり、証券会社のサイトでもかなりの情報が取れます、たとえば、マネックス証券の「銘柄スカウター米国株」を使うと企業概要や四半期ごとの業績推移、アナリスト予想やスクリーニングまで簡単にできるようになっています。それ以外にもwikipediaや日本の個人投資家たちがインターネットでアップしている情報なども、その企業の概要をとらえる上では見ておいても損はないと思います。
ただ、細かい数値や企業決算の微妙なニュアンスとなると、当たり前のことですが、是非とも最初に確認していただきたいのは、その企業のHPです。たとえば、マイクロソフトならMicrosoft.comからinvesterのページを開きます。英語を勉強中でまだ英語の自信が無い方でも、ブラウザの翻訳機能を使えば、ある程度、日本語のサイトをみるような感覚でサイトを見る事ができますので是非、ご覧になってください。
具体的には、まず企業のトップページからinvesters about usなどのページを開くと、投資家用のサイトが出てきます。サイトを見る時に大きな目安として、①業績発表などのプレスリリース、②決算をより細かく表示している決算説明資料や投資家向けプレゼンテーション、③アナリストとの電話会議などの詳細が書いてあるトランスクリプトの3つがあります。この3つを確認して直近の業績を把握するようにしましょう。特に重要なのが②の “投資家向けプレゼンテ-ション”、”Annual report”、“投資家への手紙” などです。こうした資料には事業内容、市場ポジション、歴史、業績推移、新製品、M&A情報など、投資家が知りたいことが多く掲載されているため必読です。