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1ドル200円の時代へ…「異次元の円安」がもたらす空前の好景気に乗り遅れるな!

1ドル140円ではもう驚かない。今後、日本円はどこまで暴落するのか?

 8月25日、ジャクソンホール会議でFRBのパウエル議長が金融引き締めを長期にわたって継続する意向を示した。当然、円相場は大きく円安方向に振れ、現在1ドル140円台定着は時間の問題だと言われる状況である。

 それではなぜ、日米の金利差が開くと円安が加速するのだろうか? その答えは、現在の為替レートを決定しているのは、実需すなわち貿易における決済よりも、金融市場における資金移動のほうが圧倒的に多いからである。日本市場でお金を運用するよりも米国の債券でお金を運用しようという投資家の資金移動や、今後円安になるという思惑買いなどがドル円相場を決めているのだ。

 パウエル議長が言うとおり今後、日米の金利差がさらに拡大すると、米国の高金利を利用して利益を上げようとする投資家が増え、円安の流れはさらに加速するだろう。こうした時に本格化するのが「円キャリートレード」である。過去に「円キャリートレード」が盛んになったとき、ニッポンは円安のピークを迎えている。

「円キャリートレード」が生む異次元の超円安

 1990年代後半の円相場の乱高下は、ニッポンと諸外国との金利差を利用してヘッジファンドが円キャリートレードを行ったからだと言われている。

 「円キャリートレード」とは、低金利が続くニッポンで銀行等から通貨(円)を調達し、海外の高金利の通貨で運用することで利益を上げる手法である。邦銀が貸し出した金は、為替市場ですぐさま現地通貨に変えられてしまうため、円キャリートレードが盛んになると、円安が進んでいくことになる。

 2000年代、欧州の銀行は、「日本円で安く借りられる」個人向け住宅ローン商品を販売していた。これは「円キャリートレード」を応用したビジネスの一例である。この時、住宅ローンを借りた外国人たちは、リーマン・ショック後の超円高で借金が膨らんでしまい、住宅を手放す破目になってしまったが、こうした非常事態さえなければ、彼らは安い金利で住宅ローンが組めて得をしていたはずだ。

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