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インデックス投資中心、新卒から10年で資産2700万円を築いた堅実投資家が注目するインデックス銘柄と「隠れ手数料」の落とし穴

本稿で紹介している個別銘柄:デルタ・エア・ラインズ(DAL)

 2024年1月からスタートした新NISAの導入をきっかけに、投資を始める人が増えている。特にサラリーマンの中には、忙しさから投資に手が出せない、または何から始めれば良いのかわからないという人もいるだろう。

 そこで今回取り上げるのは、株価指数などの指標に連動した運用を目指す「インデックスファンド」をメインに運用するじゅんの氏(@junno_fr)。企業に勤める傍ら、投資歴約10年で金融資産2700万円を達成した兼業投資家だ。

 みんかぶ短期連載「兼業投資家が説く、タイパ重視の投資術」第1回は、じゅんの氏の投資遍歴と投資におけるマイルールについて話を伺った。全3回の第1回。

目次

貯金100万円からスタート…優待株中心に手堅く投資

ーーまず、じゅんのさんの投資歴について教えていただけますか。

 私が投資を始めたのは新卒から2年目、2013年か14年ころでした。そのとき、アベノミクスによる株価上昇がニュースで取り上げられており、それが投資に興味を持つきっかけとなりました。

 そして株式を調べていく中で「株主優待」の存在を知り、非常にお得だと感じました。そこで、当時の貯金100万円を使って、株主優待株を中心にフルインベストメント(余剰資金を残さず投資)しました。

 最初は、主に数万円の単元株を購入していました。当時は現在と比べて株価が低かったので、安く買える優待株が今より豊富だったんです。

 フルインベストメントというと、ギャンブラーのように思われるかもしれませんが、安定した収入を得ているサラリーマンとしては、何か問題が生じれば株を売却すれば良いと考えました。

ーー優待株の運用を通じて、投資について学んでいったのですね。

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この記事の著者
じゅんの

兼業投資家。2013年ごろ、アベノミクスの影響で株式市場が活気づいたことに触発され、預金を使って株主優待株への投資をスタート。2016年ごろに勤務先の企業型DCを始めた際、投資信託の高いパフォーマンスに感銘を受け、インデックスファンドへの投資を本格的に開始し、現在にいたる。(@junno_fr)

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