800万円から資産1億円超に!凄腕高配当投資投資家「今後の投資戦略」と注目する4銘柄を大暴露
本稿で紹介している個別銘柄:アズーム(3496)、クオリプス(4894)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、オリックス(8591)
種銭約800万円から高配当株投資で資産1億円突破を果たしたショウ氏に、今後の株式市場の見方に加えて注目する4銘柄を取り上げてもらった。また投資初心者に対してのアドバイスも得た。ショウ氏へのインタビュー最終回をお送りする。
全3回にわたっておくるインタビュー第3回。
目次
今後の国内株式市場の見方
――今後の国内株式市場について、どのように見ているか教えてください。
短期的な株式市場の動向は分かりません。ただし長期的には、株式市場の上昇は続くと考えています。8月のような暴落が時折生じるので、その際は事前に狙った銘柄に投資できれば、大きな利益を得られると思います。
――今後の投資戦略は決めていますか?
私はこれまでのスタンス通りに高配当株をメインとする投資を続けます。2本目の記事でもご紹介した累進配当ブラザーズへの投資を続ける予定です。
テクニック的な部分では、新NISA口座を利用して累進配当ブラザーズなどの優良高配当株へ投資すれば、配当金も無期限で非課税になるのでおすすめです。私は新NISAの枠は最短の5年で埋めようと思っています。
ショウ氏が注目する有望銘柄4選
――今後期待している銘柄を4つ教えてください。
株価上昇を主に狙う成長株銘柄2つと、累進配当ブラザーズの2銘柄をあげたいと思います。成長株銘柄としてはアズーム(3496)とクオリプス(4894)に期待しています。
アズームは、マンションなどの空き駐車場を借りてその駐車場を又貸しする駐車場のサブリース事業を手掛ける企業です。東京から事業をスタートしましたが、現在は対象地域を地方にまで拡大しており、業績が伸びています。同社のビジネスは積み上げ型のストックビジネスであり、対象地域の拡大とともに確実な業績拡大が期待できます。
クオリプスは大阪大学発のバイオベンチャーで、iPS細胞を利用した心筋シートの開発を行う企業です。治験段階が終わり、同社の心筋シートは今年中に薬事申請が予定されています。申請が承認されれば、世界初のiPS細胞を利用した心筋シートの誕生となるため、株価上昇の期待感があります。ただしバイオベンチャーであり、独特のリスクがある点は注意が必要です。
――累進配当ブラザーズの2銘柄についてもお話いただけますか?