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注目女子FXトレーダー「私の投資手法」…毎月安定した収益が出るようになった“元外銀ディーラー・山中康司氏”から受けた助言

 FRBは12月18日の会合で政策金利を引き下げ、2025年の利下げ回数見通しを2回と発表した。一方、日銀は19日の会合で追加利上げを見送り、植田総裁は次の利上げに慎重な姿勢を示している。

 今回取り上げるのは、XやYouTubeでFXで勝てる戦略や知識を発信している、ゆかてぃん(X:@fx_yukatin)氏だ。市場では日米の金利差が続くとの見方が多く、円安進行に対する警戒感も高まる中で、同氏はどのように対応しているのか?

 みんかぶマガジンの短期連載「FX女子トレーダーが語る、2025年の為替相場」第2回では、ゆかてぃん氏のポートフォリオや情報収集源、さらに2025年の為替相場における展望について話を伺った。

目次

私の投資手法は…

ーー買い方や売り方、通貨ペアの選び方など、ゆかてぃんさんのFXにおける具体的な投資戦略について教えてください。

 私が最も得意としているのは、トレンド転換を狙ったトレンドフォロー(※)です。ある程度のトレンドが見えると、長く続く傾向があるので、そのトレンドを見極めながらエントリーと売買を繰り返しています。

※相場の流れに乗って売買すること

 なかでも重視しているのは、そのトレンドが確実に転換したかどうかの判断基準です。自分が決めたルールに基づいてトレンド転換を確認し、それを満たした場合のみエントリーするようにしています。

 基本的には「ダウ理論(※)」に基づいてトレンドを分析し、高値と安値の動きをじっくりと観察していますね。

※米国の証券アナリスト・チャールズ・ダウが19世紀後半に提唱した、株式市場の動向を理解し、予測するための理論

 ただ、エントリーしている際に逆戻りする場合があります。例えば、下落トレンドの際に前回の高値を超えると、深い戻りがきているだけなのか、本当にトレンド転換のシグナルなのか、判断が難しいのです。

 そういう場合は、損切りしてエントリーを控え、様子を見てからトレンドが再開した際に再度エントリーする手法を取っています。

トレンドフォローでは積極的にポジションを取るな

ーー事例を挙げてご紹介いただけますか?

 トレンドフォローの例を挙げると、まずトレンド転換が示唆される場合があります。私の場合、最初のエントリーは精度が高く、最もロットを張る局面です。なぜなら、トレンドが続くと次の転換期が近づいてくるからです。そのため、トレンドフォローでポジションを回転させる際には、何回転かした後トレンドの反転を警戒して、トレンド転換時のポジションよりもロットを落とした方がよいと考えています。

 また、リスクヘッジの一環として、トレンド転換の際には前回の最初にエントリーした分を少し残しておくようにしています。

ーーなぜ少し残しておくのでしょうか?

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この記事の著者
ゆかてぃん

日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト、2級ファイナンシャル・プランニング技能士。2019年にFXを開始し、わずか3ヶ月で“勝ちトレーダー”として頭角を現す。『ラジオNIKKEI』や雑誌『外国為替』(tcl)に特集されるなど、数多くのメディアに取り上げられる。現在、短期間で成功を収めた経験を活かし、XやYouTubeにてFXでの戦略や知識を発信中。(X:@fx_yukatin)

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