2024年はプラス100%!60万円からテンバガー投資家に…今注目している期待の4銘柄「注目は技術継承や医療など」などそれでも私はFIREしないのか

本稿で紹介している個別銘柄:東京メトロ(9023)、キオクシア(285A)、技術承継機構(319A)、エラン(6099)、ニッポンインシュア(5843)、アンビションDXホールディングス(3300)
テンバガー投資家X(@Investor__X)さんは、大学時代に奨学金から得た余剰資金60万円で投資を始めました。当初は有機ELなど流行テーマに飛びついたものの、後にIPOセカンダリー投資を取り入れた戦略で転機が……。
3回にわたって送るインタビュー第3回。テンバガー投資家Xさんが今注目している銘柄を伺いました。
目次
2024年はプラス100%を達成していた
ーー今年の戦略について伺う前に、去年の成績について教えてください。
去年は年初の運用資産が約7000万円で、年末には約1億4500万円まで増加し、プラス100%の成績を収めました。8月の段階で1億円を超えていたんです。しかし、令和のブラックマンデー(2024年8月5日)の暴落に巻き込まれ、7000万円まで落ち込みました。その後、ナンピン買いも含めてポジションを維持し、相場が回復するとともに再び上昇。最終的には約1億4500万円という結果になりました。
ーー暴落の際に損切りをせずに持ち続けたことで、最終的には回復できたということですね。
そうです。たとえニューヨークや日経平均株価が大きく下がっても、自分が保有している銘柄の業績に大きな影響がないものは焦って売ることはありません。市場全体が下がったからといって、基本的に業績に直接結びつくわけではないので、焦らずに持ち続けることが重要だと考えています。実際、焦って売ってしまう人が多いのですが、その結果、損を確定させることになり、儲かるどころか大損につながるケースが多いです。
私の場合は、下落時には落ち着いてナンピン買いを行い、相場が戻ったときにその恩恵を受けられるようにしています。
ーーでは今年の相場についてですが、どのように見ていますか?
相場は誰にも予想できないもので、今年も基本的に「上がれば良いな」という期待を持っている、それに限ります。戦略的には、これまで淡々と続けてきた取引スタイルを維持するほか、年に数回の暴落時にまとめ買いを行う機会を狙っています。
また、IPO市場では小型株中心だった戦略を、今年は大型株にも広げようと考えています。たとえば、東京メトロ(9023)やキオクシア(285A)など、大型株で大量に株を入手できる銘柄に注目しており、これらが今後の収益向上に寄与するのではと見込んでいます。
テンバガー投資家X氏が注目している4銘柄
ーー今注目している銘柄を教えてください。