2億円育ママ投資家が太鼓判銘柄を実名公開!「2025年以降、長期でかつならしばらくは大型バリュー株一択です」ウクライナ復興で急騰期待の銘柄リスト

本稿で紹介している個別銘柄:武田薬品工業(4502)、AGC(5201)、JFE(5411)三菱重工(7011)や川崎重工(7012)住信SBIネット銀行(7163)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、千葉銀行(8331)、野村ホールディングス(8604)
トランプ政権の再来で、2025年の株式市場はまさにジェットコースター状態だ。関税政策の発言が二転三転し、日米安保への不満や原油安政策が相場を揺さぶるなど、方向感を見失った状況が続いている。
2024年の安定ムードから一転、混沌とした市場の中、一流個人投資家たちはどう動いているのか。
今回は、資産2億円を築いた育ママ投資家・ちょる子氏(X:@kabu_st0ck)に、2025年の注目銘柄と保有銘柄について話を伺った。みんかぶプレミアム特集「トランプ関税「攻略」投資術」第5回ーー。
(2025年3月14日取材)
目次
長期で勝つなら、しばらくは大型バリュー株一択です
ーーちょる子さんが、現在注目している銘柄についてお聞かせください。
2025年のポートフォリオを考えると、優待や配当銘柄は持っていて損はないな、という感じでベースを作っています。円高が進む可能性はあるものの、それとは関係なく、目先は指数が乱高下する展開を見込んでいます。
2024年末の取材でも触れた気がしますが、日本株は自社株買いを積極的に進める企業が多いですよね。だから、株価が大きく下がるとは思えないんです。むしろ、下がりきらないのは、経営者が「まだ株価は割安だ」と感じている証拠でしょう。
そうなると、長期で保有する価値のある大型株に目が向きます。具体的には、EPSがじわじわ伸びて株価が着実に上がりつつ、株主還元も怠らない企業を選びたいですね。結局、そういう条件を満たすと、安定感のあるバリュー株に行き着くんです(笑)。
波乱相場を乗り切れ!注目の高配当株
ーー円高ドル安や「辰巳天井」といったアノマリーを踏まえた投資戦略ですね?