元手300万円を5年で億にした個人投資家が明かすトランプ関税ショック後に期待できる3銘柄「やってしまった失敗はノートなどに心境や行動を残しておけ」

本稿で紹介している個別銘柄:豆蔵デジタルHD(202A)、FCE(9564)、早稲田学習研究会(5869)、早稲田アカデミー(4718)
初の著書『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』(ダイヤモンド社)が絶好調の個人投資家kenmo氏は、トランプ政権の間は株式市場の霧が晴れず、今後が見通せない期間が続くと予想している。その中で、中長期的に成長が期待できる銘柄に注目しているという。
kenmo氏が注目する3銘柄をうかがった。またトランプ関税ショックで損失を出した投資家に対し、自らの経験も踏まえたアドバイスなども得た。短期連載全2回の第2回。
目次
トランプ関税ショック後の霧が晴れない状態はいつまで続くのか
ーートランプ関税発表後の株式市場をどのように見ていますか?
トランプ関税ショックで、トランプ政権の間はトランプ大統領の発言に振り回されるのが分かったので、売りでも買いでも一方にポジションを傾けるのはリスクが高いです。トランプ大統領の間は、超長期かデイトレのような超短期のトレードでしか利益は上げられないかもしれません。いずれ霧は晴れると思うので、それまでは優良な割安銘柄を仕込んで待つのがよいと思います。
ーー霧が晴れるきっかけは何だと思いますか?
トランプ大統領の任期と日銀の利上げに対するスタンスが鍵を握るとは思いますが、正直分かりません。当面は株式市場が嫌う不確実な状態が続くのではないでしょうか。