積水化学、ニトリ、NTT、カバー・・・兼業投資家が夏以降に熱視線を送る注目銘柄

株式投資歴10年以上のシバウラ@株11年目さんは、副業として投資を開始しました。現在は兼業投資家として市場と向き合っており、これまでの利益は会社員の収入だけでは成し遂げられなかった額になると言います。
本稿で紹介している個別銘柄:積水化学工業(4204)、伊勢化学工業(4107)、ニトリホールディングス(9843)、カバー(5253)、ANYCOLOR(5032)
今回は、シバウラ氏が注目しているセクターや銘柄について詳しく伺いました。連載全2回の第2回。
目次
トランプ相場は比較的分かりやすいパターン
ーー現在、シバウラさんが注目されているセクターを、理由を交えて教えていただけますか。
「トランプ関税」絡みで悪い材料が出ると株式市場全体が大きく下げるのは、これまでの値動きで明らかになりました。
しかし、その時にトランプ関税の影響を直接受けないようなセクターまで下げることがあります。そういうセクターとして私が注目しているのは、内需関連や知的財産(IP)系などです。
トランプ相場には悪いイメージを持っている人が多いですが、比較的分かりやすいパターンで動く相場でもあります。第1期政権でのパターンとそれほど変わらないので、第2期政権でも同じようなパターンが見られるんじゃないかと思っています。
業績堅調、高配当、追い風の「買い目銘柄」
ーーそれを受けて、実際に注目されている個別銘柄をいくつか挙げていただけますか?