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ついに「トランプ砲」を被弾? 海外売上比率が高まる国内製薬会社は大丈夫なのか

本稿で紹介している個別銘柄:武田薬品工業(4502)、アステラス製薬(4503)、第一三共(4568)

 トランプ米大統領は5月12日、米国の処方薬価格の大幅な引き下げを求める大統領令に署名した。トランプ氏は59%の薬価引き下げが可能だと主張しており、製薬業界には衝撃が走っている。海外売上比率が高まっている日本国内の製薬会社も決して他人事ではない。

「トランプ砲」の影響を受けかねない中、足元の国内製薬会社の業績はどのような状態なのだろうか。3月決算の国内製薬大手3社の業績を、米国売上比率とともに見る。みんかぶプレミアム特集「3月決算注目企業」第2回。

目次

「トランプ砲」被弾の製薬業界 これからどうなる?

「トランプ関税」問題が世界中を騒がせる中で、トランプ米大統領は5月12日に、米国の処方薬価格の大幅な引き下げを目指すことを発表しました。様々な業界が被弾するトランプ砲ですが、製薬業界も被弾することになりました。

 内外多くの製薬会社がアメリカで大きな収益を上げており、国内製薬会社も例外ではありません。以下では3月決算で売上1兆円を超える国内大手製薬会社の決算状況を見てみましょう。

※株価指標は2025年5月27日終値

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この記事の著者
石井僚一

金融・投資ライター 大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。株式や為替の関連記事、IPO関連記事、資産運用記事などを執筆中。ブックライティングやインタビューも手掛けている。 Twitter:@writerIshii

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