凡人でもあっさり「数百万円」稼げる超簡単なスモールビジネスの作り方とは スモビジ売却で億り人になった“元ダメサラリーマン”が独占告白

「スモールビジネスを始めたいけれど、画期的なアイデアも特別なスキルもない」。そう考えて最初の一歩を踏み出せずにいる人は多い。しかし、スモールビジネスの成功に才能は不要だと、連続起業家のウダガワ氏(@vp_udagawa)は断言する。
かつては成果の出ない「ダメサラリーマン」だったという同氏は、なぜ「会社を作って、育てて、売る」という手法で莫大な資産を築くことができたのか。その秘訣と、ごく普通の人がスモビジで成功するための具体的手法を、同氏に余すことなくたっぷりと語ってもらった。全4回の第1回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
凡人でも稼げる“再現性の高い”スモールビジネスの作り方
皆さんはじめまして。スモールビジネスの連続起業家として“売れる会社”を量産しているウダガワです。
現在、僕は「会社を作って、育てて、売る」ということを生業にしています。これまで24社の会社を創業し、そのうち6社を売却してきました。現在、7社目の売却も決まっています。
こう話すと、「何か特別な才能や経歴があるすごい人なんだろう」と思われるかもしれません。
しかし、実態はまったく逆です。
この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら「起業したい」「副業で自分の力で稼いでみたい」と思いつつも、「自分には画期的なアイデアなんてないし、特別なスキルもない……」と、その一歩を踏み出せずにいるのではないでしょうか。
元“ダメサラリーマン”がスモビジ起業で資産「億超え」になった理由
その気持ちは、僕にも痛いほどよくわかります。なぜなら、僕自身がそうだったからです。じつは、新卒で入社した会社では、僕はまったく成果の出ない「ダメサラリーマン」でした。そんな僕が、今では複数の会社を経営し、売却することで莫大な資産を築いています。
何が言いたいかというと、「ビジネスの成功に、特別な才能は必要ない」ということです。
必要なのは、正しい「仕組み」と「戦略」を知っているかどうか。ただそれだけです。
この連載記事では、僕が24社の創業と7社の売却を通じて体得した、ごく普通の人がスモールビジネスで成功するための具体的な思考法と実践的なノウハウを、僕自身の経験を交えながら余すことなくお伝えします。この連載記事を読み終える頃には、あなたにも「スモールビジネス起業」の第一歩を踏み出す準備ができているはずです。
畑違いのビジネスに勝機を見出した、逆転の発想法
僕の社会人としてのキャリアは、とある大手の不動産会社から始まりました。もともと「いつかは起業したい」という漠然とした思いはあったものの、社会人経験もなければ、ビジネスのネタもありません。まずは大企業で不動産の知識や社会人としての基礎を学ばせてもらおう、そんな気持ちでの入社でした。
しかし、現実は甘くありません。入社してみると、僕はまったく成果の出ないダメサラリーマンでした。売上はまったく上がらず、本当に素晴らしい上司や先輩に恵まれたにもかかわらず、その期待に応えることはできませんでした。
会社での成果が出ない一方で、「起業したい」という心の火は消えるどころか、ますます燃え盛っていました。僕は、仕事の傍ら、さまざまな場所に顔を出し、何かチャンスはないかと模索する日々を送っていました。
そんな中、同世代のある男性と出会い、「一緒に副業で何かやらないか」と意気投合します。そこから、僕たちの試行錯誤が始まりました。手始めに合コンや婚活パーティーを開いてみたり、本当に色々なことを試しました。
その中で、「これは当たるんじゃないか?」という一つのアイデアに行き着きます。
それが、「英会話の塾」でした。
なぜ絶好調だった最初の会社を、たった1年で手放したのか
といっても、最初から立派な教室を構えたわけではありません。都内にある英国風パブに人を集め、外国人の友人と一緒に英会話を教える、というシンプルなものでした。お酒を飲みながら、フランクに英語を学べる。このコンセプトがウケたのか、週末に開催すると、毎回人が溢れるほどの盛況ぶりでした。
「これはもう、事業にしよう」
そう決意した僕は、会社を辞めることを決断します。入社してから、1年も経っていませんでした。そして立ち上げたのが、「お酒が飲める英会話スクール」です。これが僕にとっての最初の起業でした。この事業は今でも都内に複数店舗を展開するまでに成長しています。
しかし、この会社は最終的に、創業からわずか1年ほどで、一緒に立ち上げた仲間に売却することになります。
当時はまだ「会社を作って売ることを生業にする」という発想があったわけではありません。ただ、一度、企業のトップとして自分の裁量で自由に仕事をする楽しさを知ってしまうと、もう会社員という働き方には戻れないな、と強く感じていました。そして、また一人になり、僕は再び自分のビジネスを模索し始めます。