普通のサラリーマンでも「スモビジ起業」で億り人になれる…“漠然としたアイデア”を現金に変える超シンプルな方法を連続起業家が限定公開

「スモールビジネスを始めたいけれど、画期的なアイデアも特別なスキルもない」。そう考えて最初の一歩を踏み出せずにいる人は多い。しかし、スモールビジネスの成功に才能は不要だと、連続起業家のウダガワ氏(@vp_udagawa)は断言する。
かつては成果の出ない「ダメサラリーマン」だったという同氏は、なぜ「会社を作って、育てて、売る」という手法で莫大な資産を築くことができたのか。その秘訣と、ごく普通の人がスモビジで成功するための具体的手法を、同氏に余すことなくたっぷりと語ってもらった。全4回の第3回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
儲かるビジネスを“芋づる式”に見つける思考法
事業アイデアの見つけ方について、もう少し具体的に考えてみましょう。
たとえば、タピオカブームが起きていたときの場合。タピオカ屋という「プレイヤー」が増えたとき、彼らは何を必要とするでしょうか?
まず挙げられるのは、「店舗」ですね。タピオカ屋をやりたい人向けの物件を紹介する「タピオカ専門の不動産屋」というポジショニングは非常に強いでしょう。
それから、「原料」。タピオカ粉やミルクティーの茶葉などを安定供給する「原料サプライヤー」も必要です。
さらには、「機材」も必要です。例として、タピオカドリンクのカップにプラスチックの蓋を圧着する「シーラー機」という機械があります。この機械を販売したり、レンタルしたりするビジネスも考えられます。
普通のサラリーマンが副業スモビジで勝つための「事業選び」の鉄則
もうひとつ、別の例で考えてみましょう。近年、日本でもポーカーの人気が急上昇しています。ポーカーをプレイしたい人も増えましたが、同時に、ポーカールームを開業したい、ポーカー関連の事業をやりたいという「プレイヤー」も急増しています。
そこで僕たちは、今年、このポーカー業界に参入しました。もちろん、自分たちでポーカールームを経営するのではありません。ポーカー関連の事業をやりたい事業者さんたちを支援するビジネスを立ち上げたのです。
このように、トレンドの市場に参入する際は、一歩引いて、その市場を構成している「プレイヤー」に目を向ける。そして、彼らの「あったらいいな」「これがなくて困っている」というニーズ(ペイン)を見つけ出し、解決策を提供する。これが、初心者でも成功確率を格段に高めることができる事業の選び方です。